原監督 尊敬する星野監督の提案受け入れた「それに挑んでいく」

[ 2013年10月26日 06:00 ]

監督会議を終えて握手を交わす原監督(左)と星野監督

日本シリーズ第1戦 巨人―楽天

(10月26日 Kスタ宮城)
 尊敬する闘将の先制パンチを受けた巨人・原監督は、チャンピオンチームの意地で受けて立つ。

 「大先輩ですが、同じ世代で選手時代も影響を受け、刺激を受けさせてもらった」。監督会議の席で脳裏によみがえってきたのは、03年10月7日の巨人最終戦となった阪神戦(甲子園)。同年限りで一度退任した原監督は、当時阪神の星野監督から試合後、花束を贈られ「必ず戻って来い!」との言葉に涙を流した。あれから10年。「監督として日本シリーズを戦えるのは強い何か(の縁)を感じます」と言った。

 一方で、昨年覇者の意地もにじませた。「2月から日本一連覇という思いを持ってここまで来た。その目標は全く変わることはない」。チームにとってはV9以来40年ぶりとなる日本一連覇が懸かる。予告先発を受け入れたことには「提案した星野監督に同感し、それに挑んでいくということ」と説明。敵地開幕にも「私にとっては異次元の戦場。それを感じながらパの王者であるイーグルスに挑んでいきたい」。星野楽天を大いに意識して戦う。

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