「駄目ですよ、言っちゃ」…統一球問題の第三者委員会が報告書公開

[ 2013年10月26日 06:00 ]

 日本野球機構(NPB)は25日、統一球問題を調査した第三者委員会の報告書を公式ホームページで公開した。新たな事実はなかったが、81ページに及ぶ報告書では、関係者の生々しいやりとりも記された。

 報告書によると、昨年5月15日のセ・リーグ社長懇談会では、営業面の理由から打ち合いの試合を増やすために「公には変えたと言わずに、芯を変えてはどうか」という意見が多く出たという。同10月の12球団代表者会議では、一部から「黙って変えちゃうのが一番いい」との意見が噴出。席上では「これだけの人が聞いて、漏れないわけないでしょう」と声が上がり、下田邦夫事務局長が「駄目ですよ、言っちゃ」と情報を漏らさないように制止したという。

 昨年11月に巨人、阪神、ソフトバンク、オリックスの4球団が統一球の見直しを求め、中でも巨人が「2013年シーズンから“新基準による統一球”での試合運営を要望します」と意見した事実を指摘。ただ、統一球の仕様変更を事務局に一任することになった12球団の実行委員会の内容は非公開となった。

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