江尻 ソフトB移籍後初勝利「元気なふりをしないと」

[ 2013年8月16日 06:00 ]

<西・ソ>ソフトバンク移籍後、初勝利を挙げウイニングボールを手にする江尻

パ・リーグ ソフトバンク13-4西武

(8月15日 西武D)
 チームの窮地を救ったソフトバンク・江尻が2年ぶりの白星を手にした。同点の5回1死二、三塁でマウンドを任された。「何とかゴロを打たせて、長打にならないように」と心がけ、栗山を空振り三振で2死までこぎ着けた。

 ほっとしたのも束の間、打席にはリーグ打点トップの4番・浅村を迎えた。「高山投手コーチから“歩かせてもいいぞ”と言われたが、塁を埋めて勝負するのは嫌だった」と真っ向勝負を選んだ。2ボール2ストライクからの5球目。「力んでシュートして、インコースに入った」と、ボールは細川が外角に構えたミットとは逆のど真ん中に入ったが、浅村のバットは空を切った。

 2者連続三振でのピンチ脱出。喜ぶより前に、何度も細川に「ゴメン」のジェスチャーで謝った。それでも高山投手コーチは「ゲームのポイントになった」と勝負どころで大役を果たした右腕を称えた。無失点で切り抜けると、直後の6回に味方が勝ち越しに成功。横浜時代の11年5月7日、阪神戦(横浜)以来の白星は、ソフトバンク移籍後初勝利となった。

 トレード加入した今季は、右肩を痛めたこともあり前半戦の登板は4試合にとどまった。だが、今月10日に1軍昇格を果たすと、翌11日の楽天戦(Kスタ宮城)から4試合連続で無失点。「西武戦は3連投したので、帯広では監督から休めと言われないように、元気なふりをしないと」。正念場を迎えるシーズン終盤に、経験豊富なベテラン36歳右腕の存在は頼りになる。

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