木更津総合・笈川「3年生の意地見せた」117球リリーフ

[ 2013年8月16日 15:09 ]

西脇工の最終打者を打ち取り、ガッツポーズで喜ぶ木更津総合・笈川

第95回全国高校野球選手権2回戦 木更津総合3―1西脇工

(8月16日 甲子園)
 木更津総合は初戦で完投した2年生エース千葉が、初回1死を取ったところで緊急降板。それでもリリーフした3年生左腕の笈川が序盤のリードを守り切って、夏の甲子園初の16強に導いた。117球を投げた笈川は「ほんとうれしい。全部のチームで一番いいチームだと思う」と胸を張り、五島監督は「新たな歴史をつくってくれた」と選手たちを称えた。

 右肩痛で千葉大会直前まで投げ込みができず、「万全ではなかった」(五島監督)という千葉。138球を投げ抜いた初戦から中4日でマウンドに上がったが、先頭打者へのボールは全て緩いカーブとチェンジアップ。空振り三振に斬ったが、わずか6球でマウンドを下りた。「本人の気持ちもあって出したけど、無理だった」と指揮官。「いつでもいける準備はしておけ、と言われていた」という笈川は初の甲子園にも動じず、スライダー2球で二ゴロに打ち取ると、3番打者は内角の直球で見逃し三振に斬って波に乗った。

 9回は2死から2四球と暴投で満塁のピンチを招いたが「どうしても(甲子園)2勝したい」という執念で踏ん張り、ベンチから声援を送った2年生エースの思いに応えた。五島監督は「3年生の意地を見せてくれた。プレッシャーがかかったけど、よく最後まで投げてくれた」とねぎらったが、笈川は「フォアボールを出したので、(自己採点は)85点」と満足はしていない様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年8月16日のニュース