オリックス 借金丸抱えの危機 木佐貫が誤算 岡田監督「ツボよ」

[ 2012年7月17日 07:48 ]

<ソ・オ>5回無死、松中にソロを浴びる木佐貫

パ・リーグ オリックス1-2ソフトバンク

(7月16日 ヤフーD)
 岡田オリックスが借金丸抱えの危機だ。敵地でソフトバンクに1―2惜敗。3連敗で借金は今季最多タイの13に達した。17日ソフトバンクに敗れ、西武が日本ハムに引き分け以上なら、オリックスがパ・リーグの借金を全て背負う窮状だ。

 2番手の木佐貫が誤算だった。同点に追いついた直後の5回。先頭の松中に右翼席へ決勝弾を放り込まれた。「結局そのホームランやんか。(松中が)一番好きなところ、ツボよ。普通、ホームランあるバッターにそんな攻めはせえへんよ」。岡田監督はあきれかえった表情で振り返った。

 5投手の前に7安打で1得点。初先発のドイルに白星を献上した。「ボール球ばっかり振って、いつも一緒の展開よ」と指揮官。村山球団本部長は「パはまだ混戦。まだまだこれから」と語気を強めたが、借金2桁ターンが決定した。

 ▼オリックス・フィガロ(4回を被安打6の1失点も、9試合目の先発でいまだ未勝利)先発として、もっといいリズムで長い回を投げなければいけないのに、毎回ランナーを出して苦しいピッチングになった。

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2012年7月17日のニュース