連合チーム相双福島 V候補に延長惜敗「最高の夏」

[ 2012年7月17日 06:00 ]

試合後に号泣するナインに声をかける相双福島・西山樹主将(左)

福島大会2回戦 相双福島1-2光南

(7月16日 天狗山)
 原発事故で被災した双葉、原町、相馬農の3校連合チーム「相双福島」は優勝候補の光南相手に善戦したが、延長12回に力尽きた。ナインは号泣しながら抱き合った。連合チームを率いた双葉の田中巨人(なおと)監督(39)は試合後のミーティングで「本当にいいチームだった。最高の夏でした。長い夏をありがとう」と優しく語りかけた。

 福島第1原発事故に伴う転校などで部員が減り、昨年8月に結成した連合チーム。3校合同の練習は週末にしかできなかった。それでも結束力は強かった。3回に追いつくと、その後は互角の展開。1―1の延長11回には無死三塁としたが、1死後に仕掛けたスクイズは空振りで、絶好のサヨナラ機をつぶした。西山樹主将は「負けたのは悔しいけど、最高の仲間と最高の試合ができた」と泥だらけの顔で言葉を絞り出した。

 今後の活動は未定。今春に部員が14人となった原町は単独チームに戻る見通しだ。連合チームの1年間を振り返った西山主将は「双葉のユニホームで戦えたことを誇りに思います」と声を震わせた。

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