野田首相母校・船橋「どじょう野球」で市船橋撃破!

[ 2012年7月17日 06:00 ]

<市船橋・船橋>市船橋を破り、喜びを爆発させる船橋ナイン

千葉大会3回戦 船橋4-1市船橋

(7月16日 千葉県営)
 9回2死満塁のピンチを切り抜けると、船橋ナインの笑顔がはじけた。今春8強のBシード校、市船橋との「船橋対決」。増田雄二監督はチーム一丸での勝利を強調した。

 「最後はしびれる展開でした。危ない。今年は一人一人の力がないので、みんなでまとまってやろうと。やっとまとまりが出てきたかな」

 野田首相の母校で、毎年のように東大合格者を出す県有数の進学校。強豪相手に先制されても、慌てず騒がず。7回に内野ゴロの間に同点に追いつくと、球場内がざわつき始めた。8回1死から土屋が死球で出塁すると、平賀が左前打。砂塚も死球で満塁とし、伊藤が押し出し四球を選んだ。長打はないが、泥くさい野球で1点をもぎ取る、まさしく「どじょう攻撃」。さらに安打とスクイズで点差を広げた。

 野田内閣は消費税増税問題で揺れているが、船橋投手陣は2年生2人から最後は1年生につなぐ息ぴったりの継投。先発・吉野が4回途中1失点で踏ん張ると、2番手の蝶野は4回1/3を2安打無失点に抑え「低めに集めることだけを意識しました。船高旋風を起こしてやろうと思って、これまでのベストピッチングです」。9回は薮崎が絶体絶命の危機を乗り切った。

 同校初の甲子園へ弾みをつける逆転勝利。野田先輩への一言を求められた蝶野は言った。「いろいろ大変だとは思いますけど、自分の信じる道を貫いてください」。船橋ナインの目標はもちろん「甲子園」。一致団結して、その公約を果たす。

 ▽県立船橋高校 1920年(大9)創立。所在地は千葉県船橋市。生徒数は981人(女子393人)。県内屈指の進学校で毎年、数人が東大に合格する。野球部は学校創立時に創部し、部員数は62人。主な卒業生はジャーナリストの江川紹子氏、オリックス・早川大輔スカウト、お笑い芸人の劇団ひとり(定時制)らがいる。

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