平成のブーマーだ!李大浩4安打!「交流戦3冠王」も

[ 2012年6月3日 06:00 ]

<オ・巨>7回裏2死一、三塁、打席に向かう李大浩(手前)に念を送る?ブレービー

交流戦 オリックス7-2巨人

(6月2日 京セラD)
 5月に8本塁打を放ったオリックス・李大浩の猛打は、6月に入っても変わらない。来日初の4安打3打点で、交流戦首位の原巨人を蹴散らした。

 「チャンスで自分の仕事ができた。ストライクだけを打つのではない。タイミングが取れればボール球でも十分に打てるさ」

 初回1死一、三塁で、5試合連続打点となる先制の右前適時打。3点リードの7回2死一、二塁ではダメ押しの中越え二塁打を放った。4安打全てが中堅から右翼へ。今季の52安打中31本が同方向だ。84年に3冠王を獲得したブーマー・ウェルズ氏(58)は2メートル、100キロの巨体に似合わぬ柔らかな打撃で広角に打ち分けたが、1メートル94、130キロの李大浩も同氏をほうふつさせる。

 そのブーマー氏はこの日に始球式を行い、試合も観戦。「びっくりしたよ。野球で自分より大きい人を初めて見た」と驚きを隠せない李大浩に対し、同氏は「どこの国でも3冠王を2度獲るということは、一定のレベルを超えている。彼はやってくれると思う」とエールを送った。

 開幕当初は日本投手の高い制球力に苦しんだ。スイングは大きくなり、焦りも感じていたが、打つポイントを意識的に前にしたことで交流戦開幕後に、韓国で2度の3冠王に輝いた実力を発揮し始めた。交流戦の打率・400は12球団トップ。5本塁打、16打点はいずれも西武・中村に次いで2位で、「交流戦3冠王」を視野に捉える。

 前身の阪急の復刻ユニホームを着用した試合は、5月25、26日の広島戦(ほっと神戸)と合わせて3連勝。李大浩は25日にはサヨナラ打を放っている。「見ての通り、調子は上がってきている」。29歳の4番は不敵に笑った。

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