イチロー 1番復帰「僕の場所だと思いました」も複雑…

[ 2012年6月3日 06:00 ]

<マリナーズ・ホワイトソックス>8回、シーガーの適時打で生還するマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ4―7ホワイトソックス

(6月1日 シカゴ)
 マリナーズのイチローが今季54試合目で3番から、昨季までの指定席だった1番に戻った。打順変更を問われると、少し考え込んだ後「僕の場所だと思いました」と静かに話したが、複雑な気持ちが感じ取れた。

 今季は3番打者不在のチームを考えてエリク・ウェッジ監督の3番構想を受け入れた。しかし、打率・271で17打点。年間52打点ペースは中軸として物足りない。得点圏打率も・157と、昨季まで同・335の勝負強さを発揮できなかった。5月30日のレンジャーズ戦前にイチローに配置転換を伝えたウェッジ監督は「最も経験があり、最も快適な場所が1番であり、チームにとってもそれがいいと判断した」と説明したが、イチローへの配慮の意味合いが大きかったといえる。

 1番打者としての仕切り直しの試合。8回の第4打席に左腕ソーントンから中前打で出塁。さらに今季8個目の盗塁を決めると3番シーガーの適時打で本塁を踏んだ。指定席で結果を残せなければ、周囲の目は厳しくなる。「日々、勝負ですから。そう(長く1番打者)でありたいと思いますが未来のことは分からない」。イチローの真価が問われる。

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