マエケン8回零封!「信じて応援」今村の力投呼んだ

[ 2012年6月3日 06:00 ]

<楽・広>5勝目を挙げ、スタンドに向かって手を振る前田健

交流戦 広島4-3楽天

(6月2日 Kスタ宮城)
 悪夢はよみがえる寸前で首を引っ込めた。そっとウイニングボールを差し出した広島・今村の頭を、前田健がポンポンと叩く。1点差で逃げ切り。エースは「心臓が飛び出そうでした。信じて応援するしかできないので。久しぶりに勝てて良かった」と安どの息を吐いた。

 同じ状況だった。5月20日の日本ハム戦(マツダ)。前田健は7回無失点も、9回に救援陣が4点差をひっくり返された。その際に逆転負けのきっかけをつくった今村が、この日も1点差とされなお2死一塁の場面でマウンドへ。雪辱。「せっかくみんなでつくった勝ち試合。抑えたかった」と、代打・小斉を3球三振に仕留めて今季初セーブをマークした。

 8回を無失点に抑えた前田健だが、4度も三塁に走者を進められる苦しいマウンド。球数は今季最多の125球にのぼり、「いこうと思えば(9回も)いけたが、今後の登板もあるので」と素直に救援陣に後を託した。

 同じ大阪出身で同じ88年生まれの楽天・塩見との投げ合いを制し、5月6日ヤクルト戦(神宮)以来の5勝目。「楽しかった。投げ勝つことができてよかった」。やはりマエケンには笑顔がよく似合う。

 ◆5月20日の逆転負けVTR 先発の前田健は日本ハム相手に7回6安打無失点の好投。しかし4―0の9回、3番手・今村が味方の失策などで2死二塁とし、代打・二岡に中前適時打。さらに糸井に死球を与えて降板した。後を受けたサファテも踏ん張れず、一挙5失点で逆転負け。

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