マエケン 先輩の姿見て気付いた「大人だと思う。僕はまだ子供」

[ 2012年6月3日 09:27 ]

<楽・広>前田健にウイニングボールを渡す今村(左)
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交流戦 広島4-3楽天

(6月2日 Kスタ宮城)
 広島の前田健が7安打を浴びながらも8回を無失点に抑えて今季5勝目。「心臓が飛び出そうでした。信じて応援するしかできないので」と9回の逃げ切り劇を振り返ったエースは、試合後、ウイニングボールを差し出した今村の頭をポンポンと叩いてねぎらった。

 5月20日の日本ハム戦で、前田健は7回無失点も9回に救援陣が4点差をひっくり返された。その際に逆転負けのきっかけをつくった今村が、この日は1点リードの2死一塁の場面でマウンドへ。「せっかくみんなでつくった勝ち試合。抑えたかった」と、代打・小斉を3球三振に仕留めて今季初セーブをマークした。

 前田健は5月20日には「最悪の試合。僕にとっては1勝するのがどれだけ難しいか。今までにない悔しさ」と発言。自分本位と受け取られかねない言葉だった。しかし先輩の姿に思いを改める。同27日のロッテ戦(マツダ)。7回1失点と好投した先発・大竹が9回に救援陣が3点差を追い付かれた中で、最後は同点で踏みとどまった今村を称えた。そんな姿に「大人だと思う。僕はまだ子供」。足もとを見つめる謙虚さは、エースの成長に欠かせない。

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