3番とは「空気」が違う…イチロー 1番復帰で積極性戻った

[ 2012年6月3日 15:33 ]

ホワイトソックス戦の1回、右越えに本塁打を放つマリナーズのイチロー
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ア・リーグ マリナーズ10―8ホワイトソックス

(6月2日 シカゴ)
 マリナーズのイチローは2日、シカゴで行われたホワイトソックス戦に「1番・右翼」で出場し、1、3回に2打席連続本塁打。慣れ親しんだ1番に復帰して本来の積極性が戻り、さっそく結果を出した。

 1回の第1打席、カウント1―1から真ん中高めの球を弾丸ライナーで右翼席へ。2打席目は2ボールからの外寄り直球を思い切りたたいた。1本目とは対照的な滞空時間の長いホームランだった。

 1回先頭打者本塁打はメジャー通算37度目。1試合2発は一昨年8月21日のヤンキース戦以来、通算では6度目となる。報道陣に3番との違いを聞かれたイチローは「(3番では)空気をものにする時間が必要なので、それにずっと苦労した感じですかね」と応えた。

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