真凜、満身創痍も6位「アドレナリンの塊みたいな感じ」 

[ 2019年10月28日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦  スケートカナダ最終日 ( 2019年10月27日    カナダ・ケロウナ )

会直前のアクシデントに負けず最後まで笑顔で滑り終えた本田(撮影・長久保 豊)
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 満身創痍(そうい)の本田(JAL)は、魂の演技で120.06点をマーク。SP10位から合計179.26で6位まで順位を上げた。ジャンプにミスが出たが「ラ・ラ・ランド」を演じ切り、「アドレナリンの塊みたいな感じ。自分の演技に集中できた」と振り返った。

 22日の交通事故で右すねを打撲。2週間前にも練習で脳振とうを起こして救急車で運ばれたという。前夜にも体調を崩し、会場へ向かうバスの出発30分前まで棄権するか悩み抜いたが、腹をくくった。「今、滑り終えてスケートが好きだなという気持ち」。すがすがしい笑顔で激動の大会を終えた。

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