関学大57度目リーグV 鳥内監督は最終戦必勝指令「とにかく1位通過」

[ 2019年10月28日 05:30 ]

試合後、インタビューに答える関学大・鳥内監督 (撮影・亀井 直樹)
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 リーグ戦2試合を神戸市の王子スタジアムで消化した。関学大は17―3で伝統の「関関戦」を制して6戦全勝となり、1試合を残して2年連続57回目のリーグ優勝を決めた。甲子園ボウルの西日本代表校決定トーナメント出場権も獲得。最終節の立命大戦(11月10日、万博記念)に勝てば1位、負ければ直接対決の勝敗で2位通過となる。同大を下した神大も2敗を守り、同トーナメント出場の可能性を残した。

 大一番の、重要な局面で見せる勝負強さが頼もしい。3―3で迎えた第4Q8分44秒。自陣5ヤードからのプレーコールに、QB奥野は胸を震わせた。春から練習しながら、試合では決まらないパスプレー。WR阿部がイメージ通りの動きでディフェンスのマークを外し、浮き球のボールがエンドゾーン右奥に走り込んだ、その胸に吸いこまれた。

 「あのパスでTDを奪ったのは初めて。うれしい」

 リーグVへ導いたTDパスを振り返る表情が誇らしい。前節に立命大を撃破し、勢いに残る関大に前半は0―0。ただ、司令塔に焦りはなく、後半6度のダウン更新中、5度は背番号3のパスか、ランだった。

 「優勝?シーズンの初めから全勝することしか考えていないので、特に…」

 その目は、もう立命大との最終決戦に向いている。負ければ2位通過。リーグ最終節から4週連続で試合が組まれる“苦行”が待っている。「そんなん、やってられへん。とにかく1位通過」。鳥内秀晃監督の必勝指令も当然だ。連覇の笑顔は宿敵を倒した後でいい。

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