テコンドー協会 金原会長、理事総辞職決議に「未来にとっていい選択」

[ 2019年10月28日 15:04 ]

全日本テコンドー協会の金原会長
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 強化方針をめぐってトップ選手と対立し、混乱が続く全日本テコンドー協会が28日、都内で臨時理事会を開いた。

 金原昇会長が現理事の総辞職を提案し、決議された。協会の組織運営に対する検証や新たな理事の選任を担当する検証委員会が立ち上げられた。

 臨時理事会を終え、検証委からのヒアリングを受ける前に取材に応じた金原会長は、「きょうの決議は未来のテコンドー協会にとって非常にいい選択をした」と話した。

 今後1カ月をめどに検証委が新理事候補を提案し、その後の総会で新体制が発足。新理事が選ばれた段階で現職理事は辞職することになるが、金原氏ら現理事が再任される可能性もある。

 仮に再任となった場合についての質問には、「いろんなケースがあるじゃないですか。仮の話を今するつもりはないし、(検証委の)境田先生にお願いした立場ですから、私は信頼しています。今回の問題がある、ない別にしても、未来に対して協会づくりということで、非常に期待しています」と話した。

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