若隆景 新入幕会見 故郷「福島に勇気を与えられるように頑張りたい」

[ 2019年10月28日 19:34 ]

番付表の自分のしこ名を指で示す新入幕の若隆景
Photo By スポニチ

 福島市出身の若隆景(本名・大波渥、24=荒汐部屋)が28日に発表された大相撲九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)の新番付で東前頭16枚目となり、新入幕を果たした。福島県出身の幕内力士は13年春場所の双大竜以来で戦後7人目となる。

 福岡県粕屋郡須恵町の宿舎で会見に臨み、番付表を眺めて頬を緩めた。「一番上の段に名前があるのはうれしい。入門した頃は雲の上の存在だった幕内の土俵に自分が上がるのは不思議な感じ」。東洋大で16年の全国学生選手権個人2位の成績を残し、17年春場所に三段目最下位格付け出しで初土俵を踏んだ。そこから3年未満で到達に「ここまで早く上がれるとは」と喜ぶ一方で、祖父の元小結・若葉山に追いつくことが次の目標だ。

 福島は大雨で大きな被害を受けており、心を痛める。今夏に福島市のあづま総合体育館であった巡業では温かい声援に励まされ、故郷のありがたみを改めて感じたばかり。「自分にできるのは本場所の土俵で活躍すること。福島に勇気を与えられるように頑張りたい」。幕内の平均体重は160キロ台で大柄な相手ばかり。現在125キロの体重を増やしつつ「速い攻めを見てほしい」と意気込む。

 兄の若元春は西十両11枚目で関取復帰し、切磋琢磨(せっさたくま)を誓う。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝)」特集記事

2019年10月28日のニュース