丸尾、好タイムも競り負け2位 "ラスト切符"目指し日本選手権へ

[ 2019年10月28日 05:30 ]

陸上・全日本50キロ競歩高畠大会 ( 2019年10月27日    山形・高畠まほろば競歩コース )

男子50キロ競歩で競り合う川野将虎(右)と丸尾知司
Photo By 共同

 日本記録を上回る好タイムを出しながらも次点で東京五輪出場を決められなかった丸尾は「悔しいというより力が足りなかった」と歯がゆさをにじませた。

 川野とは終盤まで手に汗握るつばぜり合いを演じたがラストで競り負け「川野君の方が余裕度があった」とこぼした。残りの五輪代表切符は1枚。次戦に見据える来年4月の日本選手権(輪島)に向け「輪島は頑張ります」と語った。

 ▽競歩の今後の代表選考 男子50キロ競歩は五輪代表3枠のうち、2枠が決定。来年4月の日本選手権で最後の代表が決まる。リオデジャネイロ五輪銅メダリストの荒井広宙(31=富士通)が出場する予定。また、今回2位の丸尾、3位だった17年ロンドン世界選手権銅メダルの小林快(26=新潟アルビレックスRC)の参戦も濃厚。日本人最上位者が内定という残り1枚の切符を巡ってハイレベルな戦いが繰り広げられる。

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2019年10月28日のニュース