羽生、世界最高に肉薄「パーフェクトではないけど2つともいい演技」

[ 2019年10月28日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第2戦  スケートカナダ最終日 ( 2019年10月27日    カナダ・ケロウナ )

報道陣の質問に答える羽生(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

【羽生と一問一答】――久々の笑顔。演技後の気持ちは。

「試合に来る前に凄くプレッシャーをかけていた。300点を超えたいという気持ちはもちろんあったはあったんですが、それよりスケートカナダで優勝したいっていう気持ちが強くあった。そのプレッシャーに最終的に勝って、パーフェクトではないですけれども、2つともまとまったいい演技を出すことができて良かった」

――今回の試合の目標、次の目標は。

「今回の目標は達成できたと思っています。ただ自分の中では4回転ループをきれいに決めたかった気持ちがあった。そこに関しては少し不満があります。次の試合へ向けて、また新しいステップを踏んでいかなければいけないと思ってはいるんですけど、まずは何が必要で何が自分の武器なのかっていうものを改めて確認しながら練習を進めていきたいなと思っています」

――今回の試合から学びはあったか。

「SPの時も凄く落ち着いていたんですけど、それが今の自分にとって本当に正しい集中の仕方かどうかっていうのは分かっていません。実際にループはミスをしてしまっていますし。もっといいジャンプができたなという反省点があります」

――サルコーは自信がついたのか。

「まだ埋まってないですね。それはどれだけ試合をこなしても、毎回感情が違うので難しいなとは思っています。ただ、一つ、オータム・クラシックからはステップアップできたのかなっていう実感はあります」

続きを表示

2019年10月28日のニュース