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日本一標高の高い川で名人さすがのテクニック ルアーでヒット!!16センチ若アユ 日光市・男鹿川

[ 2025年7月31日 04:30 ]

16センチのアユをヒットした漆原さん
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】日本一標高の高い川に棲むアユをルアーで釣る。栃木県日光市の男鹿川はアクセス良好な渓流魚の宝庫。夏になると三依地区はヤマメやイワナ、アユが一緒に泳ぐ不思議な川へと変貌し、近年はアユルアー釣りが人気だ。また、釣り人御用達の「つちや食堂」を紹介する。(バリバスフィールドスタッフ・吉田 俊彦)

 関東屈指の渓流魚の宝庫として名高い男鹿川は、ダム湖の五十里湖によって大きく上下に二分される。今年から、おじか・きぬ漁協が上流部の中三依と上三依の2カ所にアユルアー釣りが可能なエリアを増設した。

 興味深いのは上三依エリアの標高が700メートルもあること。日本一の高所に棲むアユではないだろうか。

 そんな男鹿川を筆者が訪れたのは男鹿川随一のアユルアーの使い手で、おじか・きぬ漁協高徳支部長の漆原靖夫さん(61)に会うのが目的だ。

 中三依で午前9時に待ち合わせ。彼はなんと良型ヤマメを持って現れた。いまだ水温が低く、アユルアーにイワナも掛かるというから驚きだ。車で上三依エリアに移動することにし、筆者はロッドを置いて岩盤のアユ攻略法をじっくり見せてもらうことにした。

 漆原さんの釣りはとても軽快だ。まず魚の群れを見つけるのが第一で身軽に動けるゲーターを着用。移動中には引き舟は下ろさない。群れを見つけたら静かにルアーをキャスト。アユの群れに気付かれず、その中に自然にルアーが紛れ込むようなテクニックである。

 そこは明るい岩盤でアユの動きが筆者にもよく見える。ルアーの近くをアユが泳いでいるのにアタックしてくるようなそぶりはない。「アユがルアーにまとわりつき過ぎても掛からないんです」と漆原さん。水温を測ると17度。ポイントを移動して青緑色に見える岩盤のアユを狙う。

 斜め下流に着水したルアーが流れに乗って緩やかにスイングを始めた瞬間、竿先がギュンと引き込まれた。慎重にいなしてから一気に抜き上げられたアユはきれいにネットイン。16センチの若アユだった。状況を見極めテクニックを駆使する漆原さん。さすが名人だ。夕方にまた最初の明るい岩盤に戻ると次々アユをヒットさせた。

 お薦めのロッドは9フィート以上。メインラインはPE0・8号。リーダーはフロロの6ポンドを約1メートル使用。リールはベイトでもスピニングでも可。アユルアーは各社専用品の10センチ程度のものが使いやすいとのこと。参考にしてみてほしい。

 ≪「つちや食堂」で絶品アユ唐揚げ≫「つちや食堂」は野岩鉄道会津鬼怒川線の中三依温泉駅から歩いて3分ほどの場所にある自家製麺が人気の地域の有名店だ。男鹿川のアユの唐揚げは絶品。店主の矢部礼司さん=写真=は、おじか・きぬ漁協の三依支部長。遊漁券も購入できるので、いろいろな釣り情報が集まる釣り人御用達の店となっている。スポニチを読んだと言えば快く男鹿川の現地情報を提供してくれるだろう。

 ▼釣況 おじか・きぬ漁業協同組合=公式サイト参照。入漁料は日釣り券3000円、女性・70歳以上・高校生以下1500円。釣期は10月31日まで

 ▼つちや食堂=(電)0288(79)0200。火曜定休。遊漁券販売。

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