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スリル満点!56センチ鬼鱒 細いナイロンハリスでゲット

[ 2025年6月7日 04:30 ]

56センチの鬼鱒を仕留めた吉岡さん。彼女の成長ぶりは目を見張るほどだった
Photo By スポニチ

【釣りの旅】 栃木県日光市にある男鹿川は、野岩鉄道会津鬼怒川線沿いを流れるアクセス良好な渓流魚の宝庫だ。川治地区のC&Rエリアと三依地区にオープンしたフライフィッシング専用区のほか、釣り人御用達の人気宿を紹介する。 (バリバスフィールドスタッフ・吉田 俊彦)

 おじか・きぬ漁業協同組合の管轄区内には、3つのキャッチ&リリース(C&R)エリアがある。有名なのが鬼怒川と男鹿川が合流する川治温泉C&Rエリア、上流の三依地区にある見通沢テンカラ専用C&Rエリアだが、今年から入山沢フライフィッシング専用C&Rエリアが新設定された。新緑の中、筆者はフライスクール講師として男鹿川を訪れた。

 C&Rエリアではバーブレスフックのみ使用可能のルールとなっている。

 魚影を確認するつもりで早速、入山沢C&Rへ。雨後でやや増水していたが、ポイントごとに魚がフライに反応してくれた。生徒の吉岡成味さんは、ドライフライで美しいヤマメを釣り上げ大喜び。魚影はかなり濃い印象だったが、釣り人が増えてきたので河原が広い川治温泉に移動することにした。

 鬼怒川と男鹿川の合流点付近に広がる川治C&Rには、鬼鱒(おにます)と呼ばれる50センチオーバーのヒレピン・レインボートラウトが潜んでいる。吉岡さんはウエットフライに、ロッド6番を選択し鬼鱒を狙う。リーダーはバリバス「スタンダード」3Xを9フィートにし、シンキングラインシステムを組む。できるだけ上流に投げ、厚い流れにリーダーが全てのみ込まれたらラインを適度に張るよう指導。フライは水底まで沈み、流れと一体となったラインが自然に流されていく。上手に流せるようになったなと成長ぶりを感心していると、水中でラインが止まったように見えた。

 ひと呼吸置いて彼女は完璧な合わせを入れた。ラインの動きから大物特有の首振りが見てとれる。

 パワフルな走り、そして隙あらば流心の石の陰に逃げ込もうともがく鬼鱒のファイトはスリル満点だ。自身でランディングしようとする吉岡さんを制止して、筆者が頭からネットイン。これぞ鬼鱒という顔つきの56センチの見事なレインボートラウトだった。ヒットフライはバリバス2430WB#10ゴールドビーズニンフ。ティペットは4X。この細いナイロンハリスで56センチの鬼鱒を仕留めるとは本当にお見事だった。

《釣り人に人気 ロッジ古代村》 釣り人に人気の「ロッジ古代村」=写真=は、中三依温泉駅から徒歩8分の自然に囲まれた場所にある。オーナーの塩生(しおの)和敏さんは漁協組合員でSIAプロスキーの教師でもある。筆者もその優しい人柄にひかれたリピーターの一人である。本紙を見たと伝えれば親切に釣況を教えてくれるはず。

 ▼釣況 おじか・きぬ漁協=公式サイト参照。入漁料は日釣り2000円、女性1000円。釣期は9月19日まで、川治温泉C&R区間のニジマスは翌年2月末まで。
 ▼ロッジ古代村=(電)0288(79)0520。1泊2食付きで1人9000円。遊漁券販売、キャンプスペースあり。

◇おじか・きぬ漁協◇
http://ojikakinu.web.fc2.com/index.html
◇ロッジ古代村◇
https://lodgekodaimura.com/

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