×

男の55センチ鬼マス退治 鬼怒川と男鹿川の合流点で冬もヒレピン!!

[ 2024年1月10日 07:05 ]

下アゴがしゃくれた55センチの“オニマス”
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】栃木県日光市を流れる鬼怒川と男鹿川の合流点に広がる川治温泉キャッチ&リリース(C&R)エリア。合流付近には鬼鱒(オニマス)と呼ばれるヒレピンの大型ニジマスが冬でもライズする。また日光の名湯川治温泉の足湯が無料の「川治ふれあい公園」を紹介しよう。(バリバスフィールドスタッフ 吉田 俊彦)

 渓流魚が禁漁となった秋以降、ニジマスを対象とした冬季釣り場を開設する漁協が増えてきた。共通しているのはC&Rルールであることと、ルアー・フライを主な対象としているところ。思い出は残せるが魚を持ち帰れないC&Rは、釣りの感動をより多くの人たちで分かち合うことができる素晴らしい方法だと筆者は思う。なにより年中本流でマス釣りできるなんて本当に夢のような時代になったものだ。

 川治温泉地区のC&Rエリアは、おじか・きぬ漁協が管理運営し、2月末日まで冬季のニジマス釣りが可能。河川に温泉が流入している影響で、真冬でも水生昆虫が羽化し意外にもトラウトの活性は高い。

 筆者は年末の日曜日に長男の運転で川治温泉を目指した。午前10時過ぎに合流点に到着。見ると鬼怒川は渇水気味で、男鹿川の方が水量がある。男鹿川には大型の魚影も見えたが、良いポイントには先行者が入っている盛況ぶりだ。ウロウロしているうちにお昼近くになってしまい、早めの昼食を取り、釣りは午後からにした。

 その作戦は当たったようで、人けのなくなった鬼怒川でなんとライズしている魚を発見。鼻先にフライを送り込むと素直に吸い込んだ。銀色の魚体がグイグイと引き込み、寄ってきたのは40センチほどのヒレピンマス。その後、合流点から男鹿川をさかのぼり、すれ違ったルアーの釣り人が「今日はルアーの食いが浅く、少し前に大型をバラした」と教えてくれた。

 休ませたポイントに重いニンフをアップに打ち込む。数投目、投げたラインが根掛かりしたように上がってこない。異変を感じてロッドを立てるとグンと手応えがあり、川底で首振りする大きな魚影が見えた。“オニマス”だ。流れに乗って下流に走り、大岩の下に潜ろうとする。ゴリゴリとラインが擦れる嫌な感触。このままでは切られると思いテンションを緩めると岩の合間をすり抜けたオニを長男が上手にネットインしてくれた。

 下アゴがしゃくれあがった55センチ。百戦錬磨の風格があった。ヒットフライは10番フックのGBグリーンキャタピラーニンフ。ティペットはVARIVASフロロカーボン4Xを使用した。

 ▼釣況 おじか・きぬ漁協=http://ojikakinu.web.fc2.com/index.html。渓流日釣り券は2000円、女性1000円(現場売りは4000円)。イワナ、ヤマメ釣期は3月21日~9月19日。川治温泉C&R区間のニジマスは2月末まで。C&Rエリアはバーブレスフックシングルフックのみ使用可。

 ○…川から1分の場所にある「川治ふれあい公園足湯」は、天然温泉なのに足湯が無料なのがうれしい。泉質は弱アルカリ性で真冬でも全身が温まる。足腰が冷え切った釣りの後には本当にありがたい。タオル持参でぜひ一度立ち寄ってみてほしい。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る