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来た大型40センチ!! マスマス楽しめる 管理釣り場「有間渓谷観光釣り場」

[ 2023年11月2日 07:59 ]

これはリリースサイズ!40センチのニジマスをキャッチした村野さん
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】埼玉県飯能市にある「有間渓谷観光釣り場」は、ファミリーに人気のマス管理釣り場だ。ルアー・フライのエリアには、ユニークなキャッチ&リリース(C&R)ルールがあり、本格的な渓流大物エリアとして注目を集めている。これからが紅葉と釣りが楽しめるベストシーズンだ。(バリバスフィールドスタッフ・吉田 俊彦)

 釣り場は名栗湖上流にある渓流で、付近には人家が一軒もなく、青く透き通った源流水が流れる。しかも1日券が3000円と格安料金は特筆ものだ。

 燃料や原材料費の値上げが続き、管理釣り場の悩みはトラウトの仕入れ価格の高騰。それにもかかわらず値上げなしで営業できるのか。その秘密はこのエリア独自のC&Rルールにあった。多くの釣り場では小型のリリースを呼びかけるが、こちらでリリースするのは30センチ以上の大型トラウト。まさに逆転の発想。その効果は絶大で、いつ訪れても大きくて美しいトラウトが遊泳する釣り場となった。30センチ未満のニジマスは1人5匹までキープ可能でバーベキューも楽しめる。

 今回の同行者は子供の水辺体験活動を通じて知り合ったNPO法人「AIKURU」の村野裕子さん。フライ経験3年目の彼女の目標は、自力でリリースサイズ(30センチ以上)の大物を釣り上げること。管理棟下の淵をのぞいてみると大型のニジマスが群泳している。しかしフライで狙うにはバックスペースが足りないと思い、100メートルほど下流から釣り始めることにした。

 しばらくして2人に20センチほどのアベレージサイズがヒット。爆釣かと思いきや後が続かない。渓谷の流れはとても澄んでいて、トラウトがフライを見切ってUターンすることが少なくない。難しい状況の中で魚をヒットさせるには、最初の1投目が重要になる。ところが絶好のポイントで村野さんは投げづらそうにしている。筆者はその理由に気が付いた。彼女は左利きで、右利きの筆者とは狙いやすいポジションが異なるのだ。一方、多くの人とは違ったポイントにフライを届けることができるという利点でもある。その後、村野さんは40センチの良型ニジマスを釣り上げてリリース。サウスポーならではのフライの流し方を工夫してのヒットだった。

 お昼にはキープした塩焼きサイズのニジマスと、キャンプ飯の定番・棒巻きパンをバーベキューで食べることにした。筆者がパンの材料を車まで取りに行っている間に事件が発生!遠くにいてもただごとではない様子が伝わってきた。急いで戻ると、村野さんがぼうぜんと立ち尽くしており「凄く大きくてきれいなマスだったんだよ。見てほしかったな」と残念そう。勝負がついて魚が足元まで寄ってきたところ、ラインが緩みフックが外れたようだ。魚は元気に流れに戻っていったという。

 障害物が多いからこそ、渓流は釣り人を鍛えてくれる。彼女のキャストはすでに初心者とは言えない鋭いループを描けるように成長していた。

 ○…有間渓谷観光釣り場では、12月10日(日)に「第2回ビックトラウト釣り大会」を開催する。C&Rルールはそのままに、釣り上げた魚を写真撮影して大きさを競うもの。募集は30人、参加費は4000円。午前9時集合。問い合わせ=(電)090(3348)6920(町田さん)。

 ▼釣況 有間渓谷観光釣り場(埼玉県飯能市下名栗1811の1)=(電)042(979)0569。1日券3000円。キープは5匹までで30センチ以上はリリース。バーブレスフックとリリースネット使用のこと。ホームページは別掲。https://www.arimakeikoku.jp/

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