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激アツ渓流魚の宝庫で尺上32センチヤマメ 三依地区でフライ教室

[ 2023年7月18日 07:20 ]

見事に尺上ヤマメを釣り上げた竹嶋さん
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】栃木県日光市の男鹿川は日光宇都宮道路今市ICから約1時間とアクセス良好で渓流魚の宝庫だ。今回は三依(みより)地区で開催されたフライ教室の模様と、釣り人御用達の人気宿「ロッジ古代村」を紹介する。 (吉田 俊彦)

 おじか・きぬ漁協主催、VARIVAS後援による「実践バーブレスフライキャンプ」のスクール講師として男鹿川を訪れた。三依地区の見通沢には日本初の「テンカラ専用C&R区間」があり、テンカラ釣りが盛んな地域。テンカラとフライを両立し、相乗効果を生むコツを伝えにきたのだ。

 午前9時過ぎ、会場の古代村広場に7人が集合。手始めにテンカラ竿とフライロッドをそれぞれ使用して、キャスティングのメカニズムを理解してもらうためのデモンストレーションを実施した。相違点と共通点が分かると、両方の釣りが上達可能だ。またフライ実釣で重視したのが、ロールピックアップの習得だ。クルクルと反時計回りに竿先を回しながら、ラインの重さを利用してピックアップ。ポイントに軽快に打ち返すフライならではのテクニック。VARIVAS「テーパードリーダープロドライFHT」を使用して一連の動作を徹底練習すると、誰もが狙ったポイントにフライを届けられるようになった。いよいよ支流の入山沢で実釣の開始だ。

 実践的な今回の講習会で最初に結果を出したのは“猟師の竹ちゃん”こと竹嶋聖(たかし)さん。午前11時過ぎ、参加者が苦戦する中、ロッドが弧を描き白銀の魚がしぶきを上げている。時折、グリグリとローリングするヤマメ特有のファイトを見せる。ネットに収まったのは32センチの見事な尺上だった。ヤマメは鹿毛のカディスフライをしっかりとくわえていた。お昼は「つちや食堂」で手打ちラーメンを堪能して、午後の実釣開始。午後2時を回った頃、埼玉県から参加した女性が美しい尺イワナをヒット。放流イワナではなく紛れもない天然物。ロッジ古代村で刺し身にしてもらい、皆で味わった。

 今回、見事な尺上ヤマメをキャッチした竹嶋さんだが、使ったフライは自分でとった鹿の毛をマテリアルとしている点が素晴らしい。竹嶋さんは地域おこし協力隊として三依に在住し、狩猟免許を所有し地域から鹿などの獣害を減らすべく活動している。これぞ獲物の有効利用であり、地産地消の極みだろう。

 男鹿川の三依地区は自然と渓流魚の宝庫。皆さんも尺上ヤマメ、尺上イワナを狙ってみてはいかがだろうか。

 イワナ、ヤマメの釣期は9月19日まで。

 ○…ロッジ古代村のオーナー・塩生(しおの)和敏さんは、おじか・きぬ漁協の組合員であり、冬場はSIAプロスキーコーチとしても活躍している。とても親切で、スポニチ「釣りの旅」を読んだと言えば快く釣り情報を提供してくれる。また、宿ではフライマテリアル「日光三依産鹿毛」も取り扱っている。

 ▼釣況・宿泊 ロッジ古代村(栃木県日光市中三依688の1)=(電)080(1621)0947。日釣り券は2000円、年券8000円、女性はともに半額。食事はつちや食堂(同市中三依261)=(電)0288(79)0200、火曜定休日。

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