×

渓春到来!アマゴ解禁 寒さ感じさせぬ爆釣 2日間で2人186匹ゲットだぜ 今シーズンの好調予感だ

[ 2023年2月22日 05:30 ]

 川釣りファン待望の渓流釣りが、いよいよ幕開けする。待ち切れず、鮎匠会の永岡克成氏と2月1~2日に一足早い解禁を迎えた愛媛県・面河川(おもごがわ)へ初アマゴに会いに出かけた。雪景色の美しい渓谷に身を置き、いまだサビの残る天然アマゴの心地よい引きを堪能する釣行となった。低水温の中、寒さを感じさせない爆釣は、今シーズンの好調を予感する好スタートとなった。西日本各地の解禁情報を交え河川情報をお伝えする。(スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 最も早い解禁を迎えた面河川、その支流・黒川は1週間前の大寒波でいまだ渓(たに)の岩にも深い冠雪が残る極寒状態。このため、日が差し込む午前11時から入川。四国カルストから流れ込む水は清らかで、淵は限りなく透明度の高いブルーで輝きを放っている。のぞき込むと、直前の放流なしにもかかわらず魚影がみられる。そんな淵に狙いを定めて、身を潜めながらイクラを餌に落ち込みをめがけて第1投を放った。流れの脇で食ってくるものと集中するがアタリはない。そのまま流下させていると、川面の波立ちが消えるあたりで目印がスーと水中に吸い込まれた。

 すかさず竿を立てて合わせると、水中で体をくねらせながら抵抗する引きが手元に伝わってきた。半年ぶりの感触に心を躍らせながら引き抜くと、まだサビは残るものの美しいパーマークをまとった女王がタモに収まった。

 しばらく見とれたが、次を投入すると入れ食い状態で18センチアベレージのアマゴがヒットした。しかし、いずれもがトロ場の位置で、波立ちの中では皆無だった。水温を測ると1・5度という数値に驚くとともに面河川のすごさを再認識した。食いが遠のくと、オモリを軽くしたり、針を小型に落として釣果を伸ばした。

 永岡氏も同様に淵をメインに粘りながらテンポ良く釣っている。この日は午後4時までで、私が16~23センチを53匹(イワナ2匹)永岡氏は同サイズを50匹(イワナ3匹)だった。

 翌日も下流域を同一時間帯で竿出しをした。水温は2度で日差しが強かったためか、流れ込みでサイズアップの良型がヒット。大岩の脇や川底をはわせるような流し方が有効で、31センチのイワナも釣り上げることができた。この日は、前日と同サイズを私が48匹(イワナ3匹)永岡氏は同サイズを35匹(イワナ4匹)、2日間の総釣果はアマゴ186匹だった。素晴らしい渓流に身を置き、最高のアマゴに出合う至福の時を得られた釣行だった。

 【釣り方ポイント】解禁初期は、低水温でアマゴの活性も低いため深場狙いのポイント設定となる。じっくりと粘る釣りで釣果を伸ばしたい。放流エリアでは一時的な入れ食いとなるが、その後は釣り荒れてスレてしまう。こんな時は針やハリス、オモリのサイズを下げてナチュラルな釣りに徹しよう。
 また、イクラやシマミミズなどをつぶしてマキ餌として投入すれば活性が高まる。渓流の魚は警戒心が強いため、人影や足音を悟られない配慮が必要で、下流から静かに釣り上がると同時に立ち位置が大切でフィーダーレーンをそらさないように流し切ろう。そして微小な目印の変化に合わせを入れたい。
 魚の居場所の推測には、高精度な偏光サングラスで川底の変化と魚影を探査したい。これで心理的にも優位に立ち、釣果アップにつながる。水温の上昇とともに活性が高まるアマゴは、山にサツキが咲き誇るころから本格的なシーズンとなる。

 【注目の渓流】中部地区ではすでにいくつかの河川が解禁しているが、長良川・郡上漁協管内もその一つだ。白滝治郎組合長からの情報では、今月11日の解禁から各支流で安定した釣果があり、今後も期待されるとのことだった。その他では板取川、神通川の支流や和良川などが挙げられる。

 関西地区では、日高川や有田川の支流で好釣果が期待できる。また、細かい増殖活動を続けている京都・賀茂川漁協も楽しみ。毎週に成魚放流され魚影の濃い愛知川上流漁協は、自然豊かな渓谷で尺イワナが狙える。川沿いには流行のグランピングやオートキャンプ場が連なり、餌釣りからルアー、フライフィッシングが気軽に楽しめる。

 四国地区では面河川のほか、吉野川・嶺北や仁淀川、四万十川の支流も見逃せない。中国地方では、日野川や新見、加茂郷漁協管内での好釣果を期待したい。また、自然豊かな渓谷の管理釣り場として知られる旭川上流の白賀釣センターは、天然アマゴも多く家族連れから上級者まで楽しめる釣り場だ。

 山間部はいまだ根雪で入川が困難な渓がある。半面、降雨の少なかった地域では渇水で釣りづらい渓があるため、釣行前の情報収集は確実に行ってほしい。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る