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大阪地検元検事正性的暴行 被害申告の女性検事退職へ「復職したかったが環境を整えてくれなかった」

[ 2026年4月28日 05:30 ]

 元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が元部下への準強制性交罪に問われた事件で、被害を訴えている女性検事が30日にも辞表を提出することが分かった。捜査情報漏えいや女性への誹謗中傷があったとして、国家公務員法違反や名誉毀損などの疑いで告訴・告発された大阪地検の副検事が不起訴になったことを不服として、同日にも検察審査会に審査を申し立てる。女性が27日、明らかにした。

 女性によると、検察側に第三者委員会の設置や準強制性交致傷罪への訴因変更を求めたが、応じないとの回答があったという。女性は「復職したかったが環境を整えてくれなかった。命を守るために辞めざるを得ない」とのコメントを出した。30日に記者会見を開き、詳しく説明する。

 大阪高検によると、副検事は事件の参考人として事情聴取されたことを被告側に漏えいし、自身のスマートフォンの通信履歴を削除。地検の複数の職員に対し、女性検事の名前を伝える不適切な行為をしたとして、昨年3月、戒告の懲戒処分を受けた。

 被告は2024年10月の初公判で起訴内容を認めて被害者に謝罪したが、その後無罪主張に転じた。弁護側は女性が抵抗不能だったという認識が被告になかったとしている。

 起訴状などによると、被告は在職中の18年9月、検事正としての影響力を及ぼし得る立場にあることに乗じ、大阪市内の官舎で酒に酔って抵抗できない状態の女性に性的暴行。驚愕させ、恐怖を感じさせたなどとしている。

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