×

とんとん拍子70匹 豚サバの季節 脂乗って“肉々しい”極太40センチ級連発

[ 2023年2月16日 07:30 ]

「小さい」と言いながら永野さんは38センチを頭に4匹掛け                               
Photo By スポニチ

 【釣り日和】千葉県勝浦沖の寒サバが盛期を迎えている。食いが立つと40センチ超の極太が連なって釣れる。勝浦川津港・基吉丸に乗り込んだ。(笠原 然朗)

 「お客さんから“豚サバ”釣れてるって問い合わせが入るんですよ」と話すのはかじを握る渡辺優船長だ。

 脂が乗り丸々と太ったサバを「豚サバ」。何とも“肉々しい”ネーミングである。

 川津港から航程約50分の真沖。船長が選んだポイントの水深は158メートル。オモリを投入し、底まで落とし込む途中からガタガタと竿先が揺れ出す。

 フラッシャーサビキ8本バリで、市販の仕掛けのハリスは幹糸14号、枝ス8号。だが初心者は「4本バリを薦めます」(船長)

 千葉県八千代市の鵜沢孝樹さん(52=自営業)がまだ日が昇らない暗い海を割って取り込んだのは35センチ級。最終的に70匹釣って竿頭になれた秘訣(ひけつ)は「手返し重視」。「幹糸18号、枝ス10号で糸が絡まないようにしました」。相手はサバ。それも特大の豚サバ。連なって上がってくるから自然と手前マツリも増えるのだ。

 渡辺船長は反応を見ながら船を転進。265メートルダチまでを狙った。

 「今日は小さいなあ」と言いながら4匹掛けは埼玉県越谷市の永野栄二さん(52=自営業)。「釣りは何でも…」でシロギスからカジキまで追いかける。

 中深海だからおいしいゲストも顔を出す。クロムツとサバを一荷で釣り上げたのは埼玉県所沢市の山田広樹さん(39=会社員)だ。釣れたサバは「三枚におろし、海水と同じぐらいの濃度の塩水に漬けて1~2時間。干物にして冷凍保存です」。サバが大きいからこそ可能なレシピだ。

 「3月に入るとどんどん脂が落ちてしまいます」とは優船長の父・清志船長の話。豚サバ、今がチャンス!

 ◯…同じポイントでヤリイカが釣れるのも魅力。後半戦はイカ狙いの釣り人も。投入器は船に常備してある。東京都板橋区の中島俊さん(38=自営業)が良型を釣り上げた。「サバは10匹ぐらい。泳がせにしていました。ヤリイカもそうします」。そんな楽しみ方もあるのがココの海だ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝浦川津港・基吉丸=(電)0470(73)3521。出船は午前5時半。乗合料金1万500円。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る