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称賛フグ ポイントの水深浅く道具もシンプルで楽しめる 大原・幸盛丸

[ 2023年2月15日 06:54 ]

野田さんは技ありの1匹
Photo By スポニチ

 【博覧釣記】鍋物がうれしい季節。オススメは、年明けから絶好調が続くショウサイフグのてっちりだ。千葉県外房大原沖では、トップ50匹も当たり前。それも、特大サイズが交じる。トラフグに負けないおいしさを求めて大原・幸盛丸に乗り込んだ。(国友 博文)

 この時季の特徴は、(1)ポイントの水深が浅い(2)道具が驚くほどシンプル(3)釣り方もシンプル(極めれば奥深い楽しさ)(4)フグ調理免許を持ったスタッフがきれいにさばいてくれる(5)誰もが認めるおいしい!この5つ。

 ビギナーや、ファミリーフィッシングでも手軽に高級魚のフグが釣れる。カットウフグと聞くと、マニアなイメージだが、全くハードルの高さは感じない。

 出船前の準備も至って簡単。先調子の竿にリールを付けて25号オモリのカットウバリ2本が幸盛丸スタイル。たったこれだけ。鈴木光雄船長は迷うことなく好調が続く太東沖にかじを向ける。

 餌のエビを付け、前方に仕掛けを投げ入れたら、竿先の変化に注目してオモリの着底を確認する。糸フケを取ったら、ゼロテンション~ハリス分のタナで構える。クン!モゾ!ゴン!など当たりがあれば小さくシャープに即合わせ。

 開始と同時に、大原の海をこよなく愛する横浜市の野田雄一さん(76)の竿が曲がる。「自作の仕掛けで掛けると喜びも倍増です」と好調の予感。当たりがなくても一定のリズム(間)で空合わせ!これが肝。当たりが分からなくても、餌の周りにはフグがウヨウヨ集まるイメージが楽しい。

 合わせが決まれば「グッション!」と日常では味わえない衝撃が手に伝わる。これがこの釣りの醍醐味(だいごみ)でありハマる瞬間と言える。

 埼玉県蓮田市の山崎義裕さん(61=会社員)も次々に当たりを出して掛けまくる。「大原はデカいですね。唐揚げとビールが楽しみです」と寒さも吹き飛ぶ笑顔。

 「モゾッ」と竿先の変化に即合わせ。腕が戻される、根掛かりのような衝撃だ。重いぞ。デカそうだ。35センチオーバーの大原サイズも顔を出す。好ポイントに船が入ると当たりが連発。オモリの着底と同時に掛かってくるほどである。

 仕掛けの絡みや、餌のチェックも大切。水深7メートルに移動して、数を伸ばし沖上がり。

 「今日は本当に寒かったですね。干した骨でだしをとってお鍋にします」と山崎さん、鍋で乾杯です。

 ◎合わせは小さくシャープに

 当たり連発、活性が上がれば数を伸ばすチャンス。足元のおけは真っ黒になり、2杯目に突入することも。高確率で掛けるコツは、小さく、シャープに合わせること。ついつい、力んで大きな合わせは逆効果。せっかく集まったフグを驚かせてしまうからだ。餌でおびき寄せて、しっかり合わせる、引っ掛けるイメージで釣りまくろう。

 ◎ビギナーにもおススメのシーズン

 ◯…ビギナーにもおススメのシーズン。水深が浅いから船の揺れも少なく釣りやすい。小さな当たりも感じ取れる。30センチオーバーとなれば重量感タップリ、40センチ近くになればスリル満点!連チャンモードに入ったら、仕掛けをチェックしてすぐに投げ入れよう。替えのハリや仕掛けは多めに準備しよう。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大原・幸盛丸=(電)0470(62)2267。集合は午前5時。乗合料金1万円(餌は別売り、氷付き)。

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