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GT魚体半分 喜び半分 聖地で挑戦 サメに食べられ…

[ 2023年2月14日 07:25 ]

サメに食われ喜びも半分
Photo By スポニチ

 【金澤美穂の釣美女主義】年間200日以上釣行の釣りガール、金澤美穂が挑んだのはGT(ロウニンアジ)。巨体と強烈な引きと釣り人憧れのターゲットだ。奄美大島から出船してGTの聖地、トカラ列島沖で狙った。

 バッコーン!と水面さく裂バイトでGT確定。そのままジーッと糸が出続けて、どうしたらいいものか分からない。船長が船を動かし、根から魚を離す作業。そしてクルーの丁寧な誘導で魚とのファイトを開始しました。

 体が海に引きずり込まれそうになる強烈な引きに耐え、全身を使って大きくポンピングをしながらラインを巻き取る…を繰り返しやるも、魚に引っ張られ何度も糸が出ていってしまう。なんだか魚が大きそう。船長いわく推定30キロオーバー!

 私の体力も残りもうわずか。ようやく魚が水面近くまで上がってきたところで、いきなりまた突っ込み、船べりにロッドがガツン!で、まさかのラインブレーク。あと少しで夢のGTに合える!という気持ちが油断を呼んでしまいました。

 GTはいつか釣ってみたいと思っていた魚で、元日の紙面でも今年の目標としていたのですが、その夢が早々にかないました。

 乗り込んだのは奄美大島から出船しているGTガイド船「ビッグディッパー」。3泊4日の航程でトカラ列島を巡ります。船長は福井健三郎さん。

 初日は約3時間かけてトカラ列島のポイントへ。ルアー釣りに慣れていない私は、とりあえずキャストの練習を兼ねて投げて投げて投げまくる。誘い方も見よう見まねで、こんな感じかなー?となんとなくで動かしていくと、パコンッ!とバイト。GTではなさそうでしたが魚が反応してくれたことに喜び。キャストに慣れてきたところで1日目終了。近くの島で船を停泊し、船中泊。船で作られたとは思えない豪華な夜ご飯に感激しました。

 2日目、根周りや大きな岩の周りなど、釣れた実績のあるエリアをピンポイントで転々と狙っていきます。バッコーン!と水面さく裂からのファイトも無念のラインブレークは前述の通り。

 そして3日目、カスミアジをはじめ、本命以外の魚は出るもなかなかGTが来ない。辺りが暗くなりタイムアップが近づいてヒヤヒヤしてるところにバイト。「キター!」と思ったら即バレ。なんとあの大きなハリがのびていました。そのまま終了で半べそかいていると、なんと次の日の朝もちょこっとやらせてもらえることに。早起きし、投げまくりました。そして最後の流しに水面さく裂。もう私の心臓はバク×2です。油断大敵、今度こそはと慎重にファイト。するとフワ~ッと何だか違和感を感じさせながら上がってきた本命GTはサメに半分近く食べられていました。やっとの思いで釣れて凄くうれしいはずが、船上はなんとも言えない空気になり、とりあえずみんなで笑うしかありませんでした。

 こうして私の今年の目標は、無傷のGTを釣る!に変更。

▼問い合わせ ビッグディッパー=(電)0997(63)8783。
◯…「ビッグディッパー」=写真=はフルフラットデッキが特徴の大きなボート。船中泊のため、ベッドをはじめ、座り心地のいいシートにキッチンやシャワーまでついている快適な船内です。クルーの方2人が食事の支度や釣りのサポートをしてくれます。

 ▼竿/オシアプラッガー フルスロットル S83H、リール/ツインパワーSW 14000XG、ルアー/オシアヘッドディップ 175F フラッシュブースト(以上 シマノ)

 ◇金澤 美穂(かなざわ・みほ)1989年(平元)生まれ。神奈川県出身。SNS上の釣りルポで注目を集め、現在は釣り雑誌、ムービーなどで活躍中。

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