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“ヤリの春”間近 4匹仕掛け 数日前トップ60匹で高まる期待感

[ 2023年2月7日 07:30 ]

「お客さんに提供します」と森田夫妻も健闘
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】茨城県鹿嶋沖に待望のヤリイカがやって来た。パラソル級の大型が望めて数も出る。しかも釣期が長く、例年5月ごろまで狙える人気のイカだ。早速、今季の様子見で鹿嶋・豊丸でトライ! (スポニチAPC 林 悠二)

 真っ暗な早朝4時の鹿嶋旧港。数日前に出たトップ60匹の好記録も手伝ってか、駐車場は乗用車で埋まり、船上も爆釣を夢見るファンで満席状態。ヤリイカ人気のほどがうかがえる。
 かじを握るのは出頭洋幸船長=写真。この日の第1投は寒猫根の130メートルダチ。夏から秋にアカムツを狙う砂泥地帯。着底したオモリが海底に突き刺さり、これを引き抜いてから誘いが始まる。底を50センチほど切ってヒョイと竿を立てるとズン!最初の1投でいきなり2匹掛け。しかも、どれも45センチ前後の良型。周囲も2匹、4匹掛けもあるなど全員GETのロケットスタートだ。

 この鹿嶋ではかつて何度か大釣りの経験が。5本ヅノでパーフェクトも。それだけに、この勢いなら最低20匹は堅いなと思った。

 しかし、そうは問屋が卸さないのが釣り。片舷12人と釣り座が寿司詰め状態。隣同士や反対側とのオマツリで思うようにいかない。仕掛けがうまく底まで届くとズシンと来るが、巻き上げ途中で絡むなど何とも数につながらないのだ。

 そんな中、船首寄りで順調に数を伸ばしていたのが川崎市の新井徳治さん(72)だ。「4匹掛けが2連発、3匹掛けもありました」と、何とも良い調子。月4回ペースの釣行は冬から春は専ら鹿嶋のヤリ狙いだとか。

 胴の間で仲良く竿を並べるのは、東京都瑞穂町の森田智和さん(47)と香苗さん(32)夫妻。地元で中華料理店を経営。2人で釣った魚を店で提供するパターンが開店以来14年間続いているという。「エビチリのイカバージョンや、ゴマ油を使ったゲソのから揚げ…お客さんに大好評」と香苗さん。

 朝方の活発な乗りをよそにその後しばし音信不通。150メートルダチに移動した終盤に再び乗り始めた。しかし、期待の大釣りにはつながらずトップで17匹。辛めの一日となってしまった。

 ◯…数日前に60匹で竿頭を飾った埼玉県白岡市の鳴海美津正さん(75)と乗り合わせた。この日は13匹でストップ。「当日はサバが活発。そんな時ほどイカも乗りが良いですね」。仕掛けは3×5号で、Wカンナ(ハリ)の8本ヅノ。退院後の病み上がりから、大きく誘わずに置き竿での快挙だった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鹿嶋・豊丸=(電)0299(69)3319。乗合は午前4時集合。料金は1万2000円、女性9000円。他に鹿嶋・清栄丸、波崎・はまなす丸、飯岡・隆正丸からも出船中。

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