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中学生がカサゴ稚魚2万5000匹放流

[ 2020年9月13日 07:35 ]

カサゴの稚魚を放流する生徒たち
Photo By スポニチ

 【釣り人掲示板】東京湾遊漁船業協同組合(飯島正宏理事長)はこのほどカサゴの稚魚約2万5000匹を羽田沖浅場海域などに放流した。この放流は、日本釣振興会(日釣振)東京支部との共催で、同協同組合の放流事業として毎年実施している。カサゴの稚魚は、愛知県産で、神奈川県栽培漁業組合を通じて購入したもの。

 総合学習、社会体験の一環として、毎年放流に協力をしている大田区立大森第一中学校の1年生65人が葛西橋・第二泉水、浦安・吉久など釣り船4隻に分乗。羽田沖で一斉にカサゴの稚魚を放流した。

 飯島理事長は「今年はコロナ禍もあって、どういう形で実施できるか不安もありましたが、学校側の協力もあり例年通り無事に終了しました。海のある地元、大田区の子供たちには、こうした機会に身近にある東京湾についての理解も深めてもらい、豊かな東京湾を守り、育てていくという意識をもってもらえればうれしい」と話していた。

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