72センチ“才色兼備”のコイ攻略

[ 2020年3月29日 07:12 ]

フライタックルで72センチのコイを釣った筆者
Photo By スポニチ

【釣りの旅】埼玉県南西部を穏やかに流れる小畔川は知る人ぞ知る穴場的な釣り場。賢くパワフルなコイのフライフィッシングと小畔川から至近にある人気の「サイボクハム」を紹介しよう。 (吉田 俊彦)

 入間川支流の小畔川は飯能市の宮沢湖付近を源流に日高市、狭山市、川越市を流れる里川だ。低山が源の小河川だがオイカワ、カワムツなどが多く、それを餌とするナマズやバスなどの好釣り場としてルアーマンに人気がある。小畔川を管轄する入間漁協では、近年カワウ被害の影響などで減少してしまったマブナとウグイを小畔川に放流している。

 小畔川は平瀬が多く障害物が少ないのでフライフィッシングに向いている。オイカワ、カワムツ、ニゴイ、コイなどがフライで一年中釣れる。なかでもコイの人気は高くその分利口になっている。小畔川のコイは賢く美しくフライで狙う最高に面白いターゲット。皆さんにお伝えしたいのはロングリーダーを使用した超ロングドリフトによるスレたコイの攻略法だ。時には5分以上という長い時間フライを漂わせておく手法である。

 必要なのは#7クラスの丈夫なフライタックル。そして肝心なのがVARIVAS「テーパーリーダーDH・SALMON・FHT18フィート3X」に毛バリを直結すること。この組み合わせなら初心者でも簡単に超ロングドリフトが実現可能だ。このテーパーリーダーはダブルハンド・サーモン用なのだが、シングルハンドロッドで使用しても驚異の性能を発揮する。新設計の「FHT(フロントヘビーテーパー)」という特殊な構造でフライのターン性能が格段に進歩している。フルラインキャストでも風に影響されない性能は「さすがメード・イン・ジャパン」。しかも18フィートの長さと相まってドラッグが掛かりにくいのだ。これは小畔川のコイのような超神経質な魚には大変効果が高い。アプローチは静かにコイが回遊するタイミングを見計らって静かに斜め下流に向けてキャストしフライを岸際の水面直下に漂わせてじっと待つ。

 フライはよく見える白やピンク、オレンジなどのラビットニンフや丸いエッグが良い。パンは餌釣りの人が多用するため、リアルなパンフライはかえってコイに警戒される。まき餌のパンは逆効果なことが多い。フライがコイの口に消えたら強めに合わせること。この日、筆者が釣った大物は72センチだった。

 フックはカエシのないバーブレスフック、VARIVAS「2130VBL#8」を使用。丈夫で掛かりも良く、安全でリリースする魚のダメージを少なくできる。魚を持って写真を撮る場合には必ず手を濡らしてからにしよう。コイは元気に流れに戻っていった。

◯…埼玉県日高市のサイボクハム本店=(電)042(989)2221=は、「ミートピア」という豚のテーマパークがコンセプト。地産地消の農産物売店、レストラン、温泉、バーベキュー場にアスレチックとまるで充実した道の駅のような楽しみ方ができる。釣り場からすぐなので立ち寄ってみてはいかがだろうか。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る