時期尚早と思いきや良型GET 45センチクロダイ 秋田県八峰町チゴキ崎

[ 2019年10月23日 06:22 ]

ダンゴで45センチの大型を釣り上げた筆者
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】秋磯シーズンを迎えた秋田県八峰町の地磯でクロダイを狙った。まだ海水温も高く、時期尚早かと思われたが、良型のクロダイが連発した。(スポニチAPC・小林 純平)

 釣り場は秋田県の県北・八峰町のチゴキ崎(地磯)。青森県との県境近くで釣り人が絶えない人気磯である。

 早朝から青物狙いのルアーマンやアオリイカファンが数人立ち込んでいた。磯の一段低くなっている先端に釣り座を決めた。足元から沖に向かって数カ所から白いサラシが伸びる雰囲気はすっかり秋磯である。

 攻略ポイントは幅6~8メートルぐらいの溝の中。潮が磯際から沖に向かって流れてくれたらベストだが…。

 横に流れる時は溝のカケ上がり付近で根掛かりが頻繁になる。
 仕掛けをサラシとサラシの間に入れて潮の流れに任せたが、付け餌のオキアミは上層で取られてしまう。

 正体は分からないが時季的にも海水温を考えたら、小魚が多いのは当然のことである。

 すぐにマルキユーの「チヌパワーくわせダンゴ」釣法に切り替えて投入。仕掛けは溝の中心部をゆっくり沖に向かっていく。
 そして40分ぐらいたったころ、ウキが水中に消えた。

 愛竿にはクロダイと分かる確かな引きが伝わってくる。難なく磯際まで寄せることができたが、いきなりサラシ場に突っ込んでいく。暑い夏を乗り切ったクロダイ。大きくはないがとにかくパワフルな引きである。

 海面に浮いても鋭い突っ込みを繰り返すから油断はならない。秋磯第1号のクロダイは40センチジャストであった。

 そのあとも海況に恵まれ4匹を追加した。中でも30メートル付近まで仕掛けを流した所でヒットした本命は45センチの大物。しかも釣果は全てオキアミをダンゴで包む「チヌパワーくわせダンゴ」釣法によるもので、大満足の釣行となった。

 タックルやまき餌も重要だが、しつこい餌取りから本命を釣り上げるには付け餌(食わせ餌)を最重要にしていただきたい。

 ▼使用タックル ロッド=磯1・25号53、リール=トーナメントLBD、ライン=バリバス・トリビュート磯3号(サスペンドタイプ)、ハリス=ゼロハリス2号、ハリ=ジークABLチヌ3号、ウキ=立ちウキ0・8号

 ▼釣況 能代市・野本釣具店=(電)0185(52)3830。

◎思い出写真館

 神様に会いました――釣り記者1年生だった1992年のショット。下手くそキャストを続ける記者に、何とか1匹を…とボートを操船してくれたのがフィッシング・ショップ・ノザキの野崎茂則店主だった。ガツンッとひったくるような当たりで、ロッドを曲げたのは45センチ級のニジマス。そろそろ帰着のタイミングだったので、これで取材は成立。神様には後光が見えた。

 当時は女性の釣り人は少なく、この写真はなぜか大手銀行の福利厚生冊子の表紙を飾ることになった。提供をOKしたのはおちゃめな上司だったのか?おおらかな時代でしたね。

 台風19号で箱根周辺は観測史上最大となる1000ミリ超もの大雨に見舞われた。芦ノ湖も増水したが、ノザキ前の有料駐車場は浸水したものの、店舗やボート桟橋には被害はなかったとのこと。釣りは自然相手の遊びであることを改めて実感した。(久世 明子)

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