渓流魚の宝庫彩るレインボー 温泉地区上流C&Rエリアで駆け引き

[ 2019年8月27日 07:12 ]

筆者は53センチのレインボーを釣り上げた
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 【釣りの旅】栃木県日光市の男鹿川は大型のレインボートラウトやヤマメが狙えるC&Rエリアと上流部三依地区には美しいイワナの棲息する数多くの支流がある。釣りの後は五十里湖畔にある道の駅「湯西川」へ。(吉田 俊彦)

 鬼怒川温泉より上流の鬼怒川本流と男鹿川を管轄する「おじか・きぬ漁協」には川治温泉地区と五十里湖より上流の三依地区の2つの魅力的なC&Rエリアがあり、上流域は福島県境の近くまでイワナ、ヤマメの好釣り場が続く渓流魚の宝庫。どこから入渓したらよいか迷ってしまうほど広大だ。今回とても役立ったのが「三依地域おこし協力隊」から発信された、五十里湖のダム下の方が上流部より水量と水温が安定し魚の活性が高いという情報。

 筆者はダム下の「川治温泉C&R」に午前9時に到着。既に日差しは強く気温も高かったが、水温は渓流魚の適水温を保っていた。情報の通りに川底で川虫を食べるトラウトや羽虫にライズするヤマメが確認でき活性は高そうだ。

 狙いを大物に絞りロッドはVARIVAS「パワートレイル#6」を選択。ウエットフライを沈めて川底に潜む大物の鼻先に送り込む作戦だ。緩い流れの中の目立つ魚はかなりスレているようだ。早瀬の大きな沈み石のポイントを探ると、ドスンと衝撃的な当たりが来た。ワンテンポ遅らせて合わせを入れると大物が水面から躍り上がった。さかのぼってジャンプしてから方向転換、下流に走り流心の石に逃げ込もうとする。さすがにC&Rの魚は百戦錬磨でスリル満点だ。2回目のジャンプの後スーっと魚が寄って来たところをネットイン。53センチのレインボートラウトだった。フライは「ゴールドビーズニンフ」。ティペットはVARIVAS「4X」。この仕掛けでお昼までにレインボー3匹とヤマメの尺(30センチ超)が出た。魚影は濃い。C&RエリアのルールでバーブレスフックシングルフックのみOK。私はフックにVARIVAS「2430V・WBL」を使用している。Vカットポイントは掛かりが抜群。しかも独特のウエーブ構造のおかげで魚がジャンプしてもバレることはない。

 午後に今回貴重な情報を提供してくれた「三依地域おこし協力隊」の田辺宜久隊員に会いに三依に向かった。彼は石垣流テンカラの師範代で男鹿川の情報通。目の前で美しいイワナを釣ってみせてくれた。今回、掲載した「釣りの旅」を読んだと言えば快く釣り情報を提供してくれるそうだ。

 ▼釣況 おじか・きぬ漁協=(電)080(2263)8884。釣りの問い合わせはメール(norihisa-t@city.nikko.lg.jp)または三依公民館内・三依地域おこし協力隊の田辺宣久さん=(電)0288(79)0212=まで。

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