梅雨空に かかる鮮やかレインボー 輝くヒレピン46センチ

[ 2019年7月23日 07:14 ]

筆者はドライフライで46センチのレインボーを釣り上げた
Photo By スポニチ

 【釣りの旅】標高約1500メートルにある栃木県奥日光の湯ノ湖。真夏でもエキサイティングなドライフライフィッシングが楽しめる数少ない釣り場だ。レインボートラウトをはじめ、ホンマス、ヒメマス、ブルックトラウトと対象魚は多い。静かに待てば餌を求めて岸近くを回遊する野生化したトラウトを発見できる。(吉田 俊彦)

 湯ノ湖は水産庁が試験研究水面を遊漁者に開放している特別な釣り場だ。全国内水面漁業協同組合連合会が管理運営している。そのため多彩なトラウトが試験放流され、多くの釣り人に親しまれている。中禅寺湖とともにルアー・フライの聖地のイメージがある湯ノ湖だが、実際には餌釣りが最も多い。

 筆者はVARIVASバーブレスフックのテストで梅雨空の湯ノ湖に友人とフライフィッシングで釣行した。

 午前9時すぎに到着すると、曇り空から梅雨の晴れ間が時折のぞく不安定な天気。気温、水温ともに15度とトラウトには適温だろう。湖の至る所でいろいろな虫がハッチしライズが確認できた。湯滝への流れ出し付近で複数のライズを見つけてドライフライをキャスト。黒いフライに飛び出してきたのは15センチほどのブルックだ。友人も同型のブルックをヒット。ライズはあるのだがどうにも魚のサイズが上がらない。

 時折、ヘッド&テイルで明らかな40センチ超のトラウトがライズしている。ところが昼前になると風もやみ、湖面はベタナギ状態になってしまった。これではキャストを続けるとライズが遠のいてしまうので、静かにライズを待つことにした。

 少し沖でライズ。不要なキャスティングは魚を沖合に追いやってしまうと自分に言い聞かせ我慢。しばらくすると20メートルほど沖合で大きな口が見えた。すかさずその付近にVARIVAS・2120WB#12に巻いた黒いパラシュートをキャストした。ところが何も起こらない。1分以上がたち、これは見切られたかな?と思った時、ガボン!というもの凄い音とともにフライが消えた。瞬時にリールが逆転しラインが引き出される。遠くでジャンプした魚は白銀色に見えた。魚は9フィート#6のVARIVASパワートレイルを満月のようにしならせ、何度もリールを逆転させるパワーを見せた。やっと寄ってきたのはシルバーに輝くヒレピンレインボー46センチ。リリースネットで慎重にランディングした。

 このように野生化したレインボーは繰り返しジャンプするのが普通だ。そのジャンプに備えたフックが必要だ。VARIVASのWBウェーブバーブレスのホールド性能は数あるバーブレスフックフックの中で一線を画するものだ。バレないバーブレスなら良いことしかない。より安全でリリースする魚のフックによるダメージは少ない。写真を撮ったレインボーは元気に湖に帰って行った。

 ▼釣況 全国内水面漁業協同組合連合会・湯の湖釣り事務所=(電)0288(62)2524。岸釣り1日券2000円。釣期は9月末まで。朝夕はツキノワグマが出没し、注意が必要。クマよけ鈴の携帯を推奨。

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