初心者でもロックオン 55センチ ロックトラウト 即席キャスティング教室で上達

[ 2019年4月20日 07:25 ]

 【釣りの旅】山梨県都留市にある鹿留(ししどめ)「パインレイク」のフライフィッシングが絶好調だ。ユスリカやカゲロウに加えて陸生昆虫へのライズが増え、エキサイティングなゲームが満喫できること間違いない。キャスティング名手からアドバイスを受けられるチャンスがあるなど、大きな魅力となっている。(吉田 俊彦)

 訪れたのは鹿留の中にある、ルアー&フライ専用釣り場「パインレイクかわせみ」。大型魚を中心にコンディションの良い魚が厳選放流されており、バーブレスフックの使用がルールとなっている。筆者は自身の新設計バーブレスフック「VARIVAS2430V―WB」のテストため、息子・知来と釣行した。

 ロッドを出したのはクラブハウスを出て左側のバックを気にせずにキャスティングできるポイントだ。まず、遊泳する魚影の大きさに圧倒される。アベレージで優に40センチを超えるトラウトたちが悠然と回遊している。しかしリリースを繰り返されている魚は、そう簡単にはフライに飛び付いてはくれない。

 しばらくすると風が出て水面に小波が立った。キャストは難しくなったが魚の活性は上がった。モンカゲロウのウエットフライに強烈な当たりがあり、いきなりジャンプ。1匹で筋肉痛になるほどのファイトの主は、ジャスト50センチのロックトラウトだった。風がさらに強まり、フライ初級者レベルの息子は、向かい風のキャストに悪戦苦闘。見かねたレイクキーパーのマック大石氏が、即席のキャスティング教室を開講してくれた。名キャスター大石氏は教えるのが大変上手。身ぶり手ぶりを交えてコツを分かりやすい言葉で伝授する。みるみる息子のループは風に強いタイトループになり、20メートル近く投げられるようになった。

 叫び声に気が付けば、息子が両足で踏ん張って必死で魚の引きに耐えているではないか。それでもラインは出ていく一方だ。強烈な引き込みを繰り返したのは、私の魚よりひとまわり大きな55センチのロックトラウト。息子のヒットフライは「VARIVAS2430V―WB#8」に巻いたフォーム素材の蜂のパターン。本人はキャスティング練習のつもりで投げたドライに、ロックトラウトが飛び出してきた。どうやら新フックの性能も申し分ないようだ。何より熱心に指導していただいた大石氏に感謝である。キャスティングの重要性を改めて実感した一日だった。

 ○…鹿留は「パインレイク」以外にも、渓流、一般餌釣り、ルアー&フライ専門「鹿留湖」などエリアが分かれており、初心者からエキスパートまで楽しめる管理釣り場。ほかにも宿泊施設、バーベキュー場、テニスコートなどもあり、まさに釣りのテーマパーク!GW、夏休みに家族連れで訪れたい。

 ▼釣況 ベリーパーク・イン・フィッシュオン!鹿留(山梨県都留市鹿留1543)=(電)0554(43)0082。年中無休。営業時間は3月1日~11月30日が午前6時~午後7時半、12月1日~2月末日が午後5時まで(パインレイクは午後6時まで)。料金は6200円、女性・中高生は5800円ほか。

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