若林さんに捧ぐ68センチのニジ 本紙APC追悼記念大会

[ 2018年5月25日 07:10 ]

篠崎さんは68センチをって優勝
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 【釣り人掲示板】群馬県片品村の丸沼でこのほど、第15回「丸沼釣り大会」が開催された。長年にわたり大会開催に貢献し、昨年12月31日に他界した本紙APC・若林茂さんの追悼記念大会として行われた。95人の参加者の中で68センチのニジマスを釣った清瀬市の篠崎将司さん(46=会社員)が優勝した。(笠原 然朗)

 標高1430メートルの丸沼は「マス釣りの聖地」と言われている。

 大正期には、政財界の大物たちをメンバーに「丸沼鱒釣会」が結成された。文豪・井伏鱒二が訪れ、釣り関連の著作も多く残した作家・開高健が足しげく通い、釣りを楽しんだことでも知られる。

 山の新緑を水面に映す静かな沼が大会の舞台になった。

 正午の検量終了までに選手から次々と釣れたトラウトが持ち込まれる。そのすべてが順位の対象となるのが本大会の特徴。最下位は54位だから、95人中、半分以上が美しい魚を手にした計算となる。

 優勝した篠崎さんは、ボート釣りで5センチのミノーをキャスティング。「魚探を見たら反応が底に出ていたので3グラムのオモリを付けて沈めて釣りました」。

 午前7時ごろ、沼の中央で釣り上げたのが68センチの優勝魚だった。

 釣り歴は10年。4月下旬の解禁後は毎週のように丸沼通い。大会にも何度か出場し、若林さんの取材も受けたことがあるという。

 篠崎さんは若林さんが丹精こめて作った時計を13回大会で優勝した時に賞品としてもらったこともあり「大切に使います」と話していた。

 表彰式では賞品として若林さん愛用のロッドなどが遺族から提供された。

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