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雪組・望海風斗(下)自然体でトップ「皆がついてきてくれる」

[ 2019年7月6日 10:00 ]

ショーは「やってる側も見てる側も発散できる」と話す望海風斗
Photo By スポニチ

 トップスター望海風斗主演の雪組公演「壬生義士伝/Music Revolution!」を上演中の兵庫・宝塚大劇場には連日、当日券を求めるファンが長蛇の列をつくっている(8日まで。東京宝塚劇場は7月26日~9月1日)。

 浅田次郎氏原作の小説を宝塚版に仕上げた「壬生…」では、すすり泣く声が漏れる一方、2部のショーでは早々に客席降りで一気に盛り上がるなど、180度雰囲気が転換。望海も「見ている側もやっている側も発散できます。お芝居で心を締め付けられた分、ショーで解放してもらえる」とノリノリだ。フィナーレでは黒エンビに身を包んだ男役が圧巻のダンスを見せ“ザ・宝塚”を堪能できる。

 トップになって2年。「1年目は凄く肩に力も入っていたけれど、今はリラックスしているというか“一作ごとに成長したい”と思う私に皆が付いてきてくれている」と、組の団結力を実感している。

 同期で花組時代、共に組を支えたトップ・明日海りおが11月に退団することは寂しくもあり、考えることも多々あった。ライバルというより「尊敬の気持ちが強い」という明日海に、望海は「あれだけ長い期間(約5年)トップとして、男役を物凄く追求してきた人なので、最後まで元気に走り続けてくれることを祈っています」とエールを送り「同期としてできる限りのことをして見送りたい」と話した。(土谷 美樹)

 ◇望海 風斗(のぞみ・ふうと)10月19生まれ、横浜市出身。法政大学女子高を経て03年初舞台。花組配属。09年「太王四神記」で新人公演初主演。14年、雪組に組替え。17年7月トップ就任。身長1メートル69。愛称「だいもん」。

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