ひろゆき氏 岸田首相の“公邸忘年会”主張に指摘「不適切な行為があったなら主催者である首相が謝るべき」

[ 2023年6月2日 21:47 ]

「ひろゆき」こと、西村博之氏
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 実業家・西村博之(ひろゆき)氏(46)が2日放送のABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモート生出演。政務担当秘書官だった岸田文雄首相の長男翔太郎氏(32)の辞職のきっかけとなった昨年末に行われた“公邸忘年会”やその後の岸田首相の対応について指摘した。

 岸田首相が親族問題を引きずっている。政務担当の首相秘書官だった長男翔太郎氏を、親族の忘年会での行動が不適切だったと更迭。今度はその忘年会の親族写真に、首相が写っていたと報じられた。首相は公私を区別したと主張するが、認識の甘さが指摘される。

 「公邸には私的、公的なスペースがある。その私的スペースで親族と同席したものだ」。2日朝、首相は公邸内で親族と忘年会写真を撮影したのは適切かと尋ねた記者団に、正当性を強調した。

 ひろゆき氏は「テーブルに土足で上がったとかなら不適切ですけど、そもそも土足で歩く階段の上で寝転がるぐらいなら何の問題もないんじゃないかなと思います」と話し始めた。「よく騒いでるので、“騒がなくてもいいよ”と言うならいいんですけど岸田首相が“私的スペースでやった事に対しては不適切な行為はない”と息子さんを切り捨てているのが面白いなと思います」と私見を述べた。

 松野博一官房長官は5月30日の記者会見で「本人から、手当が支給されるのであれば全て返納したいとの申し出がされている」と語った。この点についてもひろゆき氏は「退職金やボーナスはもらうべきではないという話なんですけどね。そもそも公務員試験を突破した人でもなくて、首相の息子だからそのポジションに付けたから足を引っ張られやすいポジションだった」と語った。

 その上で「気になったのは、年末の忘年会の主催者は岸田首相のはずなんですよ。翔太郎さんが“首相公邸で忘年会するから来てよ”って勝手に招待を出すのは不可能だと思うんですよ。不適切な行為があったならば忘年会の主催者である岸田首相が謝るべきだと思います」と謝罪が必要だという。

 さらに「息子さんを切り捨てて“俺は不適切なことをしていない”と主張して、責任者として取るべき責任を取らないで逃げるのは、日本で起きた他の出来事も“これは俺がやった事ではない”と逃げる感じと似たような感じがすると気になりました」と指摘した。

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