上岡龍太郎さん死去 番組で共演のガダルカナル・タカが追悼「ダンディーで憧れる先輩の一人でした」

[ 2023年6月2日 15:08 ]

ガダルカナル・タカ
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 お笑いタレントのガダルカナル・タカ(66)が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、5月に死去していたことが分かった元タレント上岡龍太郎さん(かみおか・りゅうたろう、本名・小林龍太郎=こばやし・りゅうたろう)を追悼した。

 上岡さんは5月19日、肺がん、間質性肺炎のため大阪府内の病院で亡くなっていたことが2日、引退後の窓口となっていた米朝事務所から発表された。81歳だった。京都市出身。

 上岡さんと共演歴があるタカは、「東京にも仕事をされている時期には、何度か仕事もご一緒させていただいて。ゴルフ大好きな方だったので、ラウンドは何度か楽しくさせていただいて」と回想。「すごく優しくて、芸人仲間にも物腰柔らかく、ダンディーで、憧れる先輩の一人でした」と感謝を口にした。

 上岡さんは2000年、「衰えを見せたくない」という理由で芸能界を引退。人気絶頂のさなかでの決断は大きな話題となった。タカは「引き際の鮮やかさというか。我々としては、惜しいというか、上岡さんがどんなふうに枯れていかれるんだろうという部分とか、いろんな部分でまだまだ見せて欲しかった」と本音もポロリ。「本人がスパっと、言わった通りにお辞めになって、そこから世の中に一切出ないという、ああいうものを見せられた時に、“そうか。こういうやり方もあるのか”と衝撃でしたね」と、引き際の美学に拍手を送りつつも、「ただ残念なところもありました」とつぶやいていた。

 上岡さんは1959年、横山パンチの芸名でトリオ芸人「漫画トリオ」としてデビュー。68年に解散後はABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」や関西テレビ「ノックは無用!」などで司会者として活躍。歯に衣(きぬ)着せぬコメントで人気者となり、関西芸能界のご意見番として活躍した。芸能界引退後は、大好きなゴルフなどを楽しんでいた。

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