カンニング竹山 芸人人生が続けられた「鶴の一声」を明かす「オレ、何かあると思うんよな、こいつら」

[ 2023年5月1日 18:27 ]

カンニング竹山
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 お笑い芸人のカンニング竹山(52)が千原ジュニアのYouTubeチャンネルにゲスト出演。芸人人生終了直前に救われたエピソードを明かした。

 すぐに怒るキャラで人気が定着したカンニング竹山も、下積み時代が長かった。最初に所属した渡辺プロを素行の悪さで解雇され、サンミュージックへ移籍。3年半全く仕事がなく、知人が立ち上げた個人事務所に移った。営業など一定の収入は手にするも、ある日、社長になった件の知人が「今日でこの事務所は辞めます」と突然宣告。再び、竹山と相方の中島忠幸(2006年死去)は「無所属」となり、頭を下げる形で、古巣のサンミュージックに戻った。

 当時、2人は30歳になる少し前。サンミュージックでもまるで芽が出ず、1年に1回開かれる事務所定例の会議に呼ばれた。大会議室に社長、作家、マネージャーら事務所関係者が勢ぞろい。売れていない現状などが説明され、「カンニングを来年度からやりたいマネージャーはいますか? 」と呼びかけられた。「それで誰も手が挙がらなかったら、その場でクビです。それで何人も昔、クビになってます」と竹山が語ると、千原ジュニアは絶句。果たして、一人の手も挙がらなかった。

 「ああ、オレ、クビかあ」と竹山が観念していると、ある一人が「う~ん、う~ん」と言いながら、口を開き始めた。サンミュージックへの手戻りに尽力してくれたブッチャーブラザーズのリッキー(当時プロデューサー、現副社長)だった。

 「オレ、何かあると思うんよな、こいつら。サンミュージック内のリッキー預かりっていう部署を作って、まだこいつら、拾っといてええですか」

 この提案に、「サンミュージック内のリッキー預かりって、まず何なんだよ」と笑わせた竹山も、リッキーの「オレの直轄や」の一言に感激。千原ジュニアも「すごい先見の明やね」と感想を口にした。

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