水谷隼氏 石川佳純の引退に「苦しい年が2、3年続いていた」「これからの人生も応援」本人から事前に連絡

[ 2023年5月1日 12:19 ]

水谷隼氏
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 東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(33)が1日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。この日、現役引退を発表した石川佳純(30=全農)をねぎらった。

 番組で石川の現役引退を速報すると水谷は「僕も数日前に本人から連絡があって聞いたばかりなんです」と石川から直接、引退の意向を聞いていたと明かし「パリ五輪の選考ポイントがあって、今5位ということで、パリ五輪もまだまだ可能性あったんですけど、本人の中ではやりきったと納得の引退ですね」と心中を察した。

 そして「僕も彼女が中学生ぐらいの時からずっと日本代表をやってきて練習場も一緒の所だったので、本当に彼女が苦しんでる姿も努力してる姿もずっと間近に見てきて、一緒に練習することも結構あったんですよ」と思い出を語り「彼女の1つ1つがトップアスリートだったなって。自分も引退してもうすぐ2年たつけど、ゆっくりいろんな話をしたいと思います」とねぎらった。

 また「今まで全日本選手権で5回優勝して、ロンドン、リオ、東京と五輪に出てメダルを獲得して、世界卓球でも混合ダブルスで金メダルは取ってますから、本当に世界の獲れるタイトルはたくさん獲って、メダルも沢山獲って、唯一残されてたのがオリンピックの金メダルだったんですね」と数々の功績を称え「ただ、自分の年齢を考えた時に果たして今の自分の状態で、皆が求めているオリンピックの金メダルはどうかと考えた時に今、若い世代が台頭してきて、苦しい年が2、3年続いていたんですね」と言及。「その中で自分の中で一度、割切って引退して、新しい一歩を踏み出したということで、これからの人生も応援してあげたいですし、長年、卓球界にすごく貢献してきた。(福原)愛ちゃんも貢献してくれたし、石川選手も貢献してくれたので、感謝の言葉しかない。本当にお疲れ様でした」と長い現役生活を改めてねぎらった。

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