橋幸夫が歌手生活ラストコンサート「15歳から…よく頑張ってきました」最後は笑顔で「ごきげんよう!」

[ 2023年5月1日 15:51 ]

<橋幸夫ラストコンサート>熱唱する橋幸夫(撮影・村上 大輔)
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 今月3日の80歳の誕生日で歌手活動を引退する橋幸夫(79)が、東京・浅草公会堂でラストコンサートを行った。ファンの前で歌うのは、今回が最後。デビューから今日まで2万2948日の歌手人生を歩んできた。「皆さんの声援が引退を決めた私に、はっきりと響いてきます。本当にありがとうございました」と声を震わせて感謝した。

 堂々たるスタートだった。緞帳が上がると、ステージ中央に白い紋付き袴姿の橋が登場。スポットライトに照らされながら両手を広げ、観客からの声援に応えた。代表曲「恋のメキシカン・ロック」「子連れ狼」など全29曲を歌唱したほか、太刀さばきも披露。集まった約1000人のファンを最後まで楽しませた。

 1960年に「潮来笠」でデビューし、日本レコード大賞新人賞の第1回受賞者に。舟木一夫(78)、西郷輝彦さん(享年75)らとともに“御三家”として人気を集めた。これまでの歩みを振り返り、「15歳から歌ってたんですね。よく頑張ってきました」と笑顔を見せた。

 歌手活動引退後は、書道や画といった芸術を極める。デビュー日となる7月5日周辺を目標に全国で個展を開催予定だ。「人生は1度しかない。歌手を辞めて新しい夢を目指す、という私のわがままですが、皆さんの応援に感じています」と語った。

 最後には「私の歌手生活はあと数分。皆さんのお声ををお借りしたい」とし、ラストソングに「いつでも夢を」を観客とともに合唱。金と銀の紙吹雪が舞う中、「皆さんのお声、一生忘れません。健康に気を付けて、素敵な日々をお送り下さい。ごきげんよう!」と笑顔で歌手生活の幕を下ろした。

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