元テレ朝・富川悠太氏「早すぎますよ。。。」 坂本龍一さんとの交流秘話SNSでつづり哀悼の意を表す

[ 2023年4月2日 22:15 ]

富川悠太氏の公式インスタグラム(@tomikawa_yuta)より

 元テレビ朝日アナウンサーで、トヨタ自動車株式会社の所属ジャーナリストとして活躍中の富川悠太氏(46)が2日、自身のインスタグラムを更新。3月28日に逝去したことが発表された音楽家の坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんを追悼した。

 富川氏はこの日、坂本さんとの2ショット写真を掲載。「『目の前の川で人が溺れていたら助けない訳にはいかない』と「反原発」を伝え続けていた坂本龍一さん。2017年の8月に私は対談させていただきました」と、当時をしのんだ。

 そのうえで「対談中にも、聞こえてくる全ての音を曲に変えていた、誰もが認める天才は、闘病中にはどのような曲を奏でていらっしゃったのでしょうか」と秘話も披露。「早すぎますよ。。。心よりご冥福をお祈りいたします」とつづり、哀悼の意を表した。

 坂本さんは長年、反戦、反原発活動を続けてきたことでも知られる。「反対し続けなければ、なくならない」という信念で、生涯を通して反原発の姿勢も貫いた。学生時代の1970年に国内の全原発が停止し、再稼働する際の抗議活動に参加。反原発団体「ストップ・ロッカショ」の発起人も務めた。東日本大震災後の12年の脱原発集会では「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と呼び掛け、波紋を呼んだ。同年には作家の大江健三郎氏らとともに「脱原発基本法」制定を目指す団体を設立。原発を「究極の自然破壊」と位置づけ、再生エネルギーの普及を訴えている。

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