坂本龍一さんの訃報、世界で衝撃　ロイター通信が打電　ツイッターのトレンドも上位を独占

18年、トークショーで笑顔を見せる坂本龍一さん
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　「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一（さかもと・りゅういち）さんが3月28日、死去した。日本における坂本さんのマネジメント会社「キャブ」などが2日、発表した。71歳。東京都出身。

　　1980年代に3人組バンド「イエロー・マジック・オーケストラ」（YMO）で世界的ヒット曲を生み出した。映画音楽でも知られ、83年自身も出演した「戦場のメリークリスマス」では、英国アカデミー賞作曲賞受賞、88年には米映画「ラストエンペラー」で米アカデミー作曲賞を日本人で初めて受賞するなど、世界的な活躍でも知られている。

　それだけにロイター通信社は「映画『ラストエンペラー』の作曲者、坂本龍一さん死去71歳」という見出しで坂本さんの訃報を世界に打電。中国、韓国、ロシアのメディアも坂本龍一さんの死去を速報した。

　中国の人民日報傘下の環球時報電子版や、韓国の聯合ニュース、ロシアのタス通信なども坂本さんの訃報を報じた。

　また、ツイッターの世界のトレンドでも「 坂本龍一さん」「 ラストエンペラー」「世界のサカモト」など、坂本さん関連の言葉が上位を独占。中国の短文投稿サイト、微博や検索サイト、百度では坂本さんの死去が検索上位のワードとなった。