4人全員「はしゆきお」 “二代目”橋幸夫オーディション合格者発表 5・1お披露目へ

[ 2023年4月2日 04:50 ]

合格となった(前列左から)川岸明富さん、進公平さん、徳岡純平さん、小牧勇太さんを祝福する橋幸夫(撮影・島崎忠彦)
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 来月3日の80歳の誕生日で引退する歌手の橋幸夫(79)の“二代目”を選ぶオーディションの最終審査が1日、都内で行われた。約1000人の応募者から選ばれた30人が、橋のヒット曲「潮来笠」、「恋のメキシカン・ロック」などを順次歌唱。その中から滋賀県の大学生・川岸明富さん(21)、大阪府の大学院生・徳岡純平さん(22)、東京都の会社員・進公平さん(27)、歌手の小牧勇太(42)が合格した。4人はそれぞれ「橋幸夫」の夫の字だけを変えた「はしゆきお」を襲名し、5月1日に浅草公会堂で開かれる橋のラストコンサートでお披露目される。その後、レッスンを積み、橋のデビュー日の7月5日に4人組グループ「橋幸夫S」(仮称)としてCDリリースを予定している。

 川岸さんは「はしゆきおに骨を埋める覚悟です」と涙で声を詰まらせた。現在、大学2年生で「辞めて東京に行きます」と決意表明したが、所属となる夢グループの石田重廣社長(64)が「まず学業」と諭す一幕もあった。

 橋は「新しい若者たちが、僕の歌を引き継いでくれる喜びは格別。恩師の遠藤実先生や吉田正先生も喜んでいると確信している」と満足げ。その上で「これからがスタート。うまく歌えるのは当たり前。日本人としての礼節を忘れないで」とエールを送った。
 また、石田社長は今後、女性メンバーを入れる意向も示した。

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