藤井王将 勝率1位確定 昨年度53勝11敗 勝率・828

[ 2023年4月2日 04:30 ]

22年度勝率ランキング5傑
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 日本将棋連盟は1日、公式サイトの22年度記録部門を更新し、史上最年少6冠・藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖=の勝率1位が確定した。

 藤井は昨年度、第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)などタイトル戦に6度出場し、強豪相手の対局が続いたものの、53勝11敗の好成績で勝率・828をマーク。未放映分の対局がある他の棋士が残り全勝と計算しても及ばないため、藤井の2年ぶり5回目の勝率1位賞が事実上決まった。

 16年10月に四段昇段してプロとなった藤井は対局数が10で勝率計算規定数に達しなかった同年度を除き、翌17年度から20年度まで4年連続の勝率1位賞を獲得。5年連続を狙った21年度は同年齢の伊藤匠五段に5厘及ばず、2位に甘んじていた。

 藤井は5日開幕の第81期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で渡辺明名人(38)に挑戦。谷川浩司17世名人(60)の持つ21歳2カ月の史上最年少名人記録更新を狙う。

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