坂本龍一さん死去　訃報が明らかになった2日は”盟友”忌野清志郎さんの誕生日だった

1982年、資生堂CMソング「い・け・な・いルージュマジック」の新曲発表で“い・け・な・いムード”で肩を組むＲＣサクセションの忌野清志郎さん（左）とYMOの坂本龍一さん
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　「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一（さかもと・りゅういち）さんが3月28日、死去した。71歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで営まれた。

　スポニチ本紙の取材では都内の病院で亡くなった。日本における坂本さんのマネジメント会社「キャブ」も「坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしましたした」と発表した。20年6月に直腸がんと診断され、両肺などにも転移しステージ4と公表していた。「キャブ」は「癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」とした。

　坂本さんの死去が明らかになった4月2日は、09年5月に58歳で亡くなった忌野清志郎さんの誕生日（1951年生まれ）でもあった。

　坂本さんと忌野さんは1982年にシングル「い・け・な・いルージュマジック」でコラボが実現。資生堂、同年春のキャンペーンテーマ曲に使用され大ヒットした。プロモーションビデオでは坂本さんと忌野さんが熱烈にキスして話題となった。