豊川悦司「トヨエツって言われるのが嫌で」役者辞めようとした過去 「娘にも言われる」別のニックネームも

[ 2023年4月2日 13:30 ]

豊川悦司
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 俳優の豊川悦司(61)が2日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。俳優の椎名桔平(58)、歌舞伎俳優の片岡愛之助(51)と対談した。

 芸名を考えたことはなかったかと聞かれ、「酔っぱらって考えたことはあったけど…時々いるじゃない?売れてるのに名前変えるみたいな。変えちゃってもいいのかなあ」と苦笑。

 椎名から「免許とか保険証とか本名じゃないですか。区役所とか病院行ったりしたら…」と振られ、「呼ばれるだろうなって…もうドキドキする、いまだに。豊川さーんって言われるうちにハイって言わないと、豊川悦司さーんって言われちゃうから…なんか知らないけど嫌だなあって。ハイって言わずに帰っちゃったことあったからね、昔。俺ら背が高いからさあ、見られちゃうっていうのもあるでしょ」と明かした。

 仕事と私生活はきっちり分けたいという考えから「プライベートのことを公にするのは好きじゃないし、できればこういう取材も受けたくない…まあ必要に応じて」と苦笑しながらも率直な思いを口にした。かつてはプライベートを聞かれるのは「絶対嫌だった」といい、「トヨエツって言われるのが嫌で、名前変えてやろうかって思ったくらい。役者辞めちゃおうかなって思うくらいのことも何回かあったり」と苦悩したこともあった。

 当時に比べれば、その苦悩は「マイルドになったね」といい、「そういうふうに呼ばれ始めた時はなんかストンと来なくて。なんだけど(映画監督の)市川崑さんが、トヨエツくんって呼んでくださることがあって。それから自分の中で、それはそういうことなんだって腑に落ちたんですよ。今は、自分にとってはすごく名誉なことなんだなっていうふうに思えるようになった」と懐かしんだ。

 親しい人からは悦司、トヨさんなどと呼ばれることが多いというが、「あと、悦ちゃんね。うちの親とか姉とかは悦ちゃんって呼ぶから。ときどき娘にも悦ちゃんて言われるけど」と苦笑。これにはスタジオから「かわいい!」と声が挙がった。

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2023年4月2日のニュース