芳根京子 手作りおにぎり“ぜっぴんさん” 毎朝現場に持っていき…演技のスイッチON
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【夢中論】女優の芳根京子(26)は撮影現場に毎日持っていく物がある。それは自分で握ったおにぎり。これを現場で食べることで、演技のスイッチが入る。16歳で女優デビューし、今年は10周年イヤー。幅広い作品で活躍してきた10年だったが、「実は辞めようと思っていた」と告白した。(伊藤 尚平)
朝早くに現場に到着した芳根。メークルームで撮影に向けた準備に取りかかる。それが終わり取り出したのは、ラップにくるまれた少し大きめのおにぎり。パクッと食べるとおいしそうな笑顔を浮かべる。スタッフに「大きいね」って言われるのもいつものこと。15分のおにぎりタイムで、スイッチが入る。
「私、朝食は絶対食べないと駄目。でも毎日コンビニで買うのも…と思って。前日に炊飯器をセットして、少し早く起きて、炊きたてのご飯で握ります」
こだわりは、のりなし、真ん中に具は入れない、梅干しを交ぜる。この3点。「のりがついてると好きな時に食べられない。具は真ん中にあるよりも、まぶされてる方が好き。梅干しは食べたくないと思う時がないし、朝が弱いので具材を考えなくていいように」
ヒロインを務めた2016年後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の時からのルーティン。朝ドラの撮影は大阪で1年間。人生初の一人暮らしをした。「最初はお弁当を作ってたんですよ。ちゃんと卵焼きを作って」。ただ短時間で食べるには弁当では多すぎる。行き着いたのがおにぎりだった。お米を食べると血糖値が上がり、脳のパフォーマンスが上がる効果もある。
「朝ごはんを食べないと本番でおなかが鳴るから。恥ずかしいじゃないですか」。もちろん自分のためだが、周囲への気遣いも感じられる。おなかが鳴れば現場の共演者やスタッフの集中力をそいでしまう。のりをつけないのも、唇につけばメークさんの仕事が増えてしまうから。そんな優しい心のこもった手作りおにぎりだ。
今月、デビュー10周年を迎えた。高1の時にスカウトされ、芸能界入り。15年にTBS「表参道高校合唱部!」でドラマ初主演、16年に朝ドラに主演。主人公のバディから脇役、悪役まで、幅広い役に挑戦。着実な成長を見せてきた。
「本当にあっという間。ずっと走ってこられた。私に走る道があったんだと思うと、凄いことだなって。こんなに長く続けられると思ってなかったので」。その道が開けたのも、制作陣の期待に応えてきたからこそだ。もしもスカウトをされていなかったら…。「今ごろはレストランかお菓子屋さんで働いてるでしょうね。料理の専門学校に行こうと思ってたので」。そんな想像を巡らせる。
10年間でターニングポイントを挙げるなら、21年公開の映画「Arc アーク」(監督石川慶)の撮影だ。「Arcが私の第二の人生のスタートだと思ってる。女優を辞めようと思ってたので」。
20代に入り「この仕事は私に向いてない」と思うようになった。「何か大きな事件があったわけじゃない。次第にその気持ちが大きくなって」。そんな時にArcのオファーを受けた。「公開の時に辞めてるかもしれないですよ」。そう伝えても、石川監督は芳根の起用をやめなかった。
2020年に香川で1カ月の撮影。合宿のような雰囲気の現場で演技に打ち込んだ。「単純に“もっとお芝居がしたい”って思いました。お芝居が好きでここまで来た自分を再確認できたんです」。心の中の霧が晴れ、もう迷いはなかった。
これから先の10年でどんな成長を見せてくれるのか。「やっぱりこの10年が予想外だったので、これからの10年も楽しみです」。おにぎりとともに続く道を歩いていく。
≪「私と重岡さんはずっと笑ってる」≫ 主演する日本テレビドラマ「それってパクリじゃないですか?」(12日スタート、水曜後10・00)は、知的財産権をテーマに繰り広げられるお仕事ドラマ。芳根演じる亜季は飲料メーカーが新たに立ち上げた知的財産部の所属。商品開発に影響する特許や商標などの問題に立ち向かっていく。「知的財産という言葉になじみがなかったけど、知れば知るほど本当に面白い。例えば、ペットボトルのお茶一本をとっても見方が変わった。いろんなことを乗り越えてここに存在してるんだなって」と学びのある撮影で充実した毎日。「本当に現場の雰囲気が良い。私と重岡(大毅)さんはずっと笑ってる。終わるのが寂しくなる現場だと思います」と笑顔で話した。
◇芳根 京子(よしね・きょうこ)1997年(平9)2月28日生まれ、東京都出身の26歳。2013年にフジテレビドラマ「ラスト・シンデレラ」でデビュー。14年に「物置のピアノ」で映画初主演。出演作にドラマ「真犯人フラグ」「オールドルーキー」、映画「累―かさね―」など。趣味は料理、お菓子作り。特技はピアノ、フルート、パソコン早打ち。1メートル59、血液型A。
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