「どうする家康」寺嶋眞秀くん　堂々の大河デビュー！寺島しのぶナレ重なり“母子共演”「松平信康」役紹介

大河ドラマ「どうする家康」第13話。五徳とケンカ中の松平信康（寺嶋眞秀）は…（C）NHK
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　嵐の松本潤（39）が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」（日曜後8・00）は2日、第13話が放送され、主人公・徳川家康の長男・信康（細田佳央太）の幼少期を演じる、女優・寺島しのぶ（50）の長男・寺嶋眞秀（まほろ）くん（10）が初登場。堂々たる演技を披露し、大河デビューを果たした。初登場シーンに「長男竹千代改め松平信康」と今作の語りを務める母のナレーションが入り“母子共演”が実現した。

＜※以下、ネタバレ有＞

　「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

　第13話は「家康、都へゆく」。織田信長（岡田准一）の後ろ盾により、足利義昭（古田新太）が将軍となった。徳川家康（松本潤）は初上洛。義昭に謁見も、そのあまりに愚かな振る舞いに困惑を隠し切れない。信長の真の目的は何なのか…という展開。

　瀬名（有村架純）の悩みの種は、長男・松平信康（寺嶋眞秀）と信長の娘・五徳（松岡夏輝）のケンカ。2人はともに11歳。3年前に結婚した。

　「長男竹千代改め松平信康。妻として迎え入れたのは、織田信長の娘、五徳姫」（語り・寺島しのぶ）。信康は「べー」と舌を出し、五徳は不機嫌そうに扇子を叩いた。

　ケンカの原因はまんじゅう。信康は妹・亀姫（吉田帆乃華）に1つあげるために2つ取ったが「それなのに訳も聞かず、五徳は私を叩いたのです」と説明。家康や瀬名から注意されると、五徳は「父上に言います」。ビビった家康は京土産として南蛮菓子「コンフェイト」を買ってくると約束。2人は仲直りした。

　眞秀くんの母・しのぶは過去6作、祖父の歌舞伎俳優・七代目尾上菊五郎は過去4作、祖母の女優・富司純子は過去5作、曽祖父の歌舞伎俳優・七代目尾上梅幸は過去1作、大河に登場。異例の一家4代にわたる大河出演となった。

　端正な顔立ちと天賦の才により、ドラマ界からも熱視線が注がれる眞秀くん。昨年7月期のTBS火曜ドラマ「ユニコーンに乗って」で連続ドラマ初出演。続けて10月期のフジテレビ「PICU　小児集中治療室」にゲスト出演し、フジの看板枠“月9”デビューを果たした。

　東京・歌舞伎座5月公演「團菊祭五月大歌舞伎」（2～27日）で初舞台を踏み、歌舞伎俳優デビュー。「初代尾上眞秀」を名乗る。

　SNS上には「寺嶋眞秀くんがかわいらしかったなぁ」「眞秀くん、大きくなったなぁ」「お母さんのナレーションで大河ドラマデビューを果たす寺嶋眞秀くん！」などの声が上がった。